【接続】
動詞・形容詞・名詞[辞書形]+というものだ
【意味】
本当(ほんとう)に〜だと思う
普通(ふつう)に考えれば〜だ
【例文】
①よく遅刻(ちこく)する山田くんと給料(きゅうりょう)が同じなのは不公平(ふこうへい)というものだ
→本当に不公平だと思う
②5分で英語の単語(たんご)を100個(こ)覚えるなんて、無理(むり)というものだ
→普通(ふつう)に考えたら無理だ
③友達が困(こま)っていたら助(たす)けるのは当然(とうぜん)というものだ
→普通に考えれば、助けるのが当然だ
④食べ放題(ほうだい)に行って、全然食べないのはお金の無駄(むだ)というものだ
→本当にお金の無駄だと思う
⑤あんなに喜(よろこ)んでくれるなんて、プレゼントしたかいがあったというものだ
→本当にプレゼントしたかいがあったと思う
【説明】
「〜というものだ」は「本当に〜だと思う」「普通(ふつう)に考えれば〜だ」という意味の文型です。これは話者(わしゃ)が思ったことや、話者の考えを強(つよ)く表(あらわ)す文型です。「〜というものではない」は別(べつ)の文型で、この文型の否定形(ひていけい)ではありません。区別(くべつ)をして覚えておきましょう。
【余裕がある人へ】
「〜というものだ」の「という」は口語形の「って」にチェンジすることができます。また「もの」は「もん」にすることもできます。
[例]
不公平というものだ
=不公平ってものだ
=不公平ってもんだ
=不公平というもんだ
「〜というものだ」には、内容(ないよう)を説明(せつめい)する用法(ようほう)もあります。また「もの」や「という」がつく文型はたくさんありますので、復習(ふくしゅう)をしておきましょう。
【「〇〇」がつく文型リスト】
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