【接続】
動詞[辞書形・ない形]+ほどの+名詞[辞書形]+ではない
【意味】
〜より程度(ていど)が軽(かる)い
〜くらい、程度はすごくない
〜できるほどすばらしくない
【例文】
①娘:大丈夫(だいじょうぶ)?病院(びょういん)に行ったら?
母:病院に行くほどのケガじゃないわよ
→病院に行くほど、大きなケガじゃないわよ
②妹:お兄ちゃん、なんで私のプリン食べたの?許(ゆる)せない!
兄:そんなに怒(おこ)るほどのことじゃないだろ?
→怒るほど、大きな問題(もんだい)じゃないだろ?
③A:ケーキかドーナツ、どっちがいいか決(き)められないよ…
B:…悩(なや)むほどのことではないんじゃない?
→悩むくらい大きな問題じゃないんじゃない?
④お土産(みやげ)といえるほどのものではありませんが、よかったらどうぞ
→お土産といえるほどすばらしいものではありませんが、よかったらどうぞ
⑤A:テスト何点(なんてん)だった?
B:…人に言えるほどの点数(てんすう)ではないよ
→人に言えるほど、すばらしい点数ではないよ
⑥A:助(たす)けてくれてありがとうございます。せめてお名前だけでも教えてください
B:名前を名乗(なの)るほどの者(もの)ではありません
→私は名前を教えるほどすばらしい者ではありません
*アニメやマンガでよく使われています😄
【説明】
「〜ほどの〜ではない」は「〜より程度(ていど)が軽(かる)い」「〜できるほどすばらしくない」という意味の文型です。これは「大きな問題(もんだい)ではない」「たいしたことではない」という気持(きも)ちを表(あらわす)す場合(ばあい)に使われます。「〜ほどのことではない」「〜ほどのものではない」という形(かたち)がよく使われます。
「ほど」がつく文型はいくつかありますので、復習(ふくしゅう)しておきましょう😊
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