
【接続】
せめて+名詞[辞書形]+だけでも
【意味】
最低限(さいていげん)〜だけは〜
【例文】
①せめて話(はなし)だけでも聞いてよ…
②A:君(きみ)に貸(か)すお金なんてないよ!
B:せめて1000円だけでも貸してくれないかな?
③A:うちの主人(しゅじん)ときたら、家事(かじ)をいっさいしてくれないのよ!
B:そっか…大変(たいへん)だね
A:せめて洗濯(せんたく)だけでもしてくれると助(たす)かるんだけどね…
④せめて1日だけでも待(ま)っていただけませんか?
⑤A:助けていただき、ありがとうございました。せめてお名前だけでも教えてくださいませんか?
B:…名前を名乗(なの)るほどの者(もの)ではありません
*アニメやマンガでよく使われています😄
【説明】
「せめてAだけでもB」は「最低限(さいていげん)AだけはB」という意味の文型です。これは[最低限の希望(きぼう)]を表(あらわ)す文型で、「本当はAだけでは十分(じゅうぶん)ではないが、最低限AだけでもいいからBしてほしい」と言いたい時に使われます。多くの場合(ばあい)「B」には依頼(いらい)や願望(がんぼう)を表す文型がきます。「せめて〜だけでも〜てください」「せめて〜だけでも〜たい」は、よく使われる形(かたち)です。
[例]
①せめて話だけでも聞いてよ…
→本当は「話を聞く」だけでは十分ではないが、話だけでもいいから聞いてほしい
②せめて1000円だけでも貸してくれないかな?
→本当は「1000円」では十分ではないが、1000円だけでもいいから貸してほしい
③せめて洗濯だけでもしてくれると助かるんだけどね…
→本当は「洗濯」だけでは十分ではないが、洗濯だけでもしてくれると助かる
④せめて1日だけでも待っていただけませんか?
→本当は「1日」では十分ではないが、1日だけでもいいから待ってほしい
⑤せめてお名前だけでも教えてくださいませんか?
→本当は名前を教えてもらうだけでは十分ではないが、名前だけでも教えてほしい
「せめて〜」も一緒(いっしょ)に覚えておきましょう😊
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