*(復習:〜ん)
*(復習:ぶるぶる)
【接続】
動詞[辞書形]+べくもない
【意味】
とても〜することはできない
〜したくても〜できない
(状況から)〜する必要(ひつよう)はない
【例文】
①彼女(かのじょ)がケーキを食(た)べたということは疑(うたが)うべくもない
→彼女がケーキを食べたということは間違(まちが)いないことだ
②彼女は勉強(べんきょう)をせずに毎日(まいにち)遊(あそ)んでばかりいた。N1合格(ごうかく)は望(のぞ)むべくもない
→N1に合格する望みはない
(復習:〜てばかりいる・〜てばかりだ)
③A:日本(にほん)とアメリカはどちらが大(おお)きいと思(おも)う?
B:…アメリカが日本より大きいことは比べるべくもないよ
→アメリカが日本より大きいことは比べる必要(ひつよう)もないよ
④子供(こども)の時(とき)は、両親(りょうしん)の大変(たいへん)さなんて知(し)るべくもありませんでした
→両親の大変さなんて、とても知ることができなかった
(復習:〜など・〜なんか・〜なんて)
⑤日本社会(にほんしゃかい)における少子高齢化(しょうしこうれいか)が大(おお)きな問題(もんだい)であることは疑(うたが)うべくもない
→少子高齢化が大きな問題であることは間違えない
(復習:〜において・〜におけるN)
【説明】
「〜べくもない」は「とても〜することはできない」「〜したくても〜できない」という意味で【不可能(ふかのう)】を表す文型です。これは「自分の能力(のうりょく)では〜できない」という時ではなく、【社会的な理由】や【周(まわ)りの状況】から「とても〜することはできない」「状況から考えて、〜する必要がない」と言いたい場合に使われます😮この文型はとてもかたい言い方で、よく使われる動詞(どうし)がいくつかありますので覚(おぼ)えておくといいと思います。
[「〜べくもない」とよく一緒に使われる動詞]
・望(のぞ)むべくもない→「望みがない・期待(きたい)できない」という意味
・知(し)るべくもない
・想像(そうぞう)するべくもない
・疑(うたが)うべくもない→「間違(まちが)えない」という意味
・考(かんが)えるべくもない
・否定(ひてい)するべくもない など
また「する」の場合(ばあい)は「するべくもない」の他(ほか)に、「すべくもない」も使(つか)うことができます😊
[例]
想像するべくもない
=想像すべくもない
「〜べくもない」は書(か)き言葉(ことば)ですので、会話(かいわ)で使(つか)われることはほとんどありません😅N1を受(う)ける人はテストのためにしっかりと覚えておきましょう😉
(復習:〜ために(目的))
【「べき」がつく文型】
〜べくもない
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