【それにしても】
[意味]
そうだとしても、しかし
[例文]
①先生がN1の単語(たんご)は難しいと言っていたが、それにしても読めない漢字(かんじ)ばかりだ
②A:山田くん、遅(おく)れるっていってたよ
B:うん、知(し)ってる。それにしても遅いね…
③A:わぁ〜、寒(さむ)いね…
B:もうすぐ12月だもんね
A:うん。それにしても今日は寒すぎるよ
④A:彼女、満点(まんてん)でN1に合格(ごうかく)したそうよ
B:へえ〜、がんばってたもんね!それにしても満点なんてすごいね
⑤A:今日もまた雨か…
B:台風(たいふう)が近(ちか)づいているらしいよ
A:そうなんだ。それにしても、よく降(ふ)るな
[説明]
「それにしても」は「そうだとしても、しかし」という意味の表現(ひょうげん)です。多くの場合(ばあい)[文頭(ぶんとう)]に使われ、「A。それにしてもB」の形(かたち)で「Aなのは認(みと)めるが、しかしB」「Aなのは知っていたが、しかしB」「Aだとしても、B」と言いたい時に使用(しよう)されます。「B」には自分の意見(いけん)や考(かんが)えが入ります。
[例]
①先生がN1の単語は難しいと言っていたが、それにしても読めない漢字ばかりだ
→N1が難しいのは知っていた。でも、読めない漢字ばかりでびっくりした
②A:山田くん、遅れるっていってたよ
B:うん、知ってる。それにしても遅いね…
→彼が遅れるのは知っていたが、思っていたよりも遅いと思う
③A:わぁ〜、寒いね…
B:もうすぐ12月だもんね
A:うん。それにしても今日は寒すぎるよ
→12月は寒いのはわかっているが、今日は寒すぎると思う
④A:彼女、満点でN1に合格したそうよ
B:へえ〜、がんばってたもんね!それにしても満点なんてすごいね
→彼女ががんばっていたのは知っているが、満点なのはすごいと思う
⑤A:今日もまた雨か…
B:台風が近づいているらしいよ
A:そうなんだ。それにしても、よく降るな
→台風が近づいているから雨が多いのはわかったが、よく降ると感じる
「それにしても」は、会話(かいわ)でもよく使われますので覚(おぼ)えておきましょう😊
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