今回はN1の文型「〜を余儀なくされる」と「〜を余儀なくさせる」の使い分けについてです。
【〜を余儀なくされる】(受身形)
[主語]人
[意味]〜したくないが〜しなければいけなくなる
【〜を余儀なくさせる】(使役形)
[主語]原因
[意味]〜しなければいけない状態にさせる
[例]
台風で(私は)旅行の中止を余儀なくされた
台風は(私に)旅行の中止を余儀なくさせた
事故で(私は)通院を余儀なくされた
事故は(私に)通院を余儀なくさせた
母が病気になり、彼は帰国を余儀なくされた
母の病気は、彼に帰国を余儀なくさせた
震災で住民は引越しを余儀なくされた
震災は住民に引越しを余儀なくさせた
インフルエンザの流行で(私たちは)休校を余儀なくされた
インフルエンザの流行は(私たちに)休校を余儀なくさせた
「〜を余儀なくされた」「〜を余儀なくさせた」はどちらもN1の文型です。「〜を余儀なくされた」の主語は「人」、「〜を余儀なくさせた」の主語は「原因」と覚えておきましょう😀
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