「預かる」「預ける」は動詞によって主語が変わる複雑な単語の1つです。
「預かる」の主語は【銀行】、「預ける」の主語は【客】というのをしっかりと覚えておきましょう。
(銀行はお客さんの)お金を預かる
(お客さんは銀行に)お金を預ける
これが基本です。まずはこれをしっかりと覚えて理解しておかなければなりません。助詞も一緒に暗記しておくといいですね😊
前回の「相談する・相談にのる」と同じように「〜てあげる」「〜てもらう」「〜てくれる」などと一緒に使用した時に、主語が誰になるかを考えてみましょう。下の練習は全て基本の例文と同じように「預かる人」は母、「預ける人」は私です。混乱しないようにしましょう😐
[練習]
今日は仕事が忙しかったので、母に子供を預けた
今日は仕事が忙しかったので、母に子供を預かってもらった
今日は仕事が忙しかったので、母が子供を預かってくれた
今日は仕事が忙しかったので、母が「子供を預かってあげるよ」と言ってくれた
【中級〜上級レベルの人へ】
「〜てもらえませんか/〜ていただけませんか」「〜てくれませんか/〜てくださいませんか」など、疑問形と使った場合に主語が誰になるかを考えて、実際に使えるようにがんばってください😀
*これらも基本例文と同じように「預かる人」はホテル、「預ける人」は客です。
[練習]
(ホテルで)すみません、荷物を預かってもらえませんか/ていただけませんか?(話し手→客)
(ホテルで)すみません、荷物を預かってくれませんか/てくださいませんか?(話し手→客)
(ホテルで)すみません、チェックインまで荷物を預けてもいいですか?(話し手→客)
(ホテルで)お客様、チェックインまでお荷物をお預かりいたしますよ。(話し手→ホテルの店員)
主語が決まる動詞シリーズは本当に複雑ですね…😥混乱してしまう人は無理をしないで、まず基本例文がしっかり覚えられるようにがんばりましょう😉