絵でわかる日本語

日本語文法・自動詞他動詞・口語形・間違えやすい日本語・擬音語・擬態語などを「絵」で説明します。日本語を勉強している人のためのブログです😊

カテゴリ: 日本語文法

今回は「ところ」シリーズの1つ、「〜どころではない」の説明です😀
blog〜どころではない

【接続】
名詞[辞書形]+どころではない
動詞[ーている]+どころではない

【意味】
〜できる状況ではない
〜している場合ではない


【例文】
①病気になったので、旅行どころではない
→病気になったので、旅行できる状況ではない

②お母さんが入院したので、クリスマスどころではなかった
→お母さんが入院したので、クリスマスを楽しんでいる場合ではなかった

③こんなに給料が少ないと、結婚どころじゃないよ
→こんなに給料が少ないと、結婚なんてできる状況ではないよ

④A:パーティーに行こうよ!
 B:残業しなきゃ(口語形:〜なきゃ)だから、パーティーに行っているどころではない
→残業しなければだから、パーティーに行っている場合ではない

【説明】
「〜どころではない」は「〜できる状況ではない」「〜している場合ではない」という表現です😊多くの場合、何か理由があって〜できる状況や場合ではないという意味で 使用されます😀

【余裕のある人へ】
「〜どころではない」は動作を表す名詞や動詞の〜ている形に使われるのが一般的ですが、「それ」を使って使用することもできます😮会話の場合にはよく使われる形ですので、日常会話で使ってみるといいですね😆

[例]
A:パーティーに行こうよ!
B:残業しなきゃだから、それどころではない

この場合の「それ」は「パーティー」ですね😊ですから、

残業しなきゃだから、パーティーどころではないよ(名詞)
残業しなきゃだから、パーティーに行っているどころではないよ(動詞)
残業しなきゃだから、それどころではないよ(それ)

この3つの例文は同じ意味になります😉

よく使われる表現ですので、「ところ」が作る文型の1つとしてしっかりと覚えましょう😄

【「ところ」シリーズ】
〜たところ〜た
〜たところで〜ない
〜ていたところだ
〜といったところだ・〜というところだ
〜ところ(Nのところ)
〜ところだ(V辞書形+ところだ)
〜ところだ(ている+ところだ)
〜ところだ(Vた+ところだ)
〜ところまで来る

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blog〜と言われている

【接続】
動詞・形容詞・名詞[普通形]+と言われている
*な形容詞・名詞の現在肯定形は「辞書形+と言われている」または「ーだ+と言われている」となる
(例:きれいと言われている・きれいだと言われている・学生と言われている・学生だと言われている)

【意味】
多くの人が〜と言っている

【例文】
①彼は、今一番人気のあるアイドルだと言われている
多くの人が、彼は今一番人気のあるアイドルだと言っている

②日本の少子化問題は深刻だと言われている
多くの人が、日本の少子化問題は深刻だと言っている

③日本人は働きすぎだと言われている
多くの人が、日本人は働きすぎだと言っている

④あの会社はもうすぐ倒産すると言われている
多くの人が、あの会社はもうすぐ倒産すると言っている

【説明】
「〜と言われている」は一般的な評価や説を表す文型で「みんなが〜と言っている」「たくさんの人が〜と言っている」という意味です😊新聞やニュースなどでよく使われる表現です。これによく似た表現で「〜と見られている」というものがあり、「みんなが〜と考えている」という意味で使用されます😀どちらも「言われている」「考えられている」と受身形が使われていますが、これは客観的事実を表すもので、直接的な受身の意味は入りません。「〜と言われている=みんなが〜と言っている」「〜と見られている=みんなが〜と考えている」と覚えましょう😉

[例]
日本の少子化問題は更に進むと見られている
多くの人が、日本の少子化問題は更に進むと考えている

あの事件は事故ではなく、殺人である可能性が高いと見られている
→あの事件は事故ではなく、殺人である可能性が高いとみんなが考えている


この文型が載っていない参考書もたくさんありますが、よく使う表現ですのでがんばって覚えてくださいね😆
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blog〜ざるを得ない
【接続】
動詞[ない形]+ざるを得ない

【意味】
(事情があって)〜しなければならない

【例文】
①骨折したので、病院へ行かざるを得ない
→骨折したので、病院へ行かなければならない

②社長命令なので、やらざるを得ない
→社長命令なので、やらなければならない

③台風が上陸するらしいから、旅行はあきらめざるを得ないね…
→台風が上陸するらしいから、旅行はあきらめなければならないね…

④上司に誘われたら、参加せざるを得ないね 
→上司に誘われたら、参加しなければならない

⑤先生に言われたら、せざるを得ない
→先生に言われたら、しなければならない

【説明】
「〜ざるを得ない」は「(事情や理由があって)〜しなければならない」という意味を表す表現です😊この文型は「本当は〜したくないが、しかたなく〜しなければならない」というように、〜するしか選択肢がないというのを強調します😮 以前説明した「〜ないわけにはいかない」とほとんど意味は同じです😀

【注意】
この文法は動詞の「ない形」の「ない」をとって使用するものですが、例文④⑤のように「する」の場合は「しざるをえない」ではなく「せざるをえない」というようになります😊

❌先生に言われたら、しざるをえないよ
⭕️先生に言われたら、せざるをえない

この文型に似たものはまだいくつかありますので、また次回説明しますね😉 
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blog〜どころか
【接続】
動詞・形容詞・名詞[辞書形]+どころか
*な形容詞の場合は「辞書形どころか」または「ーなどころか」となる

【意味】
Aと正反対でB
Aと全然違ってB


【例文】
①A:新しい先生はやさしい?
 B:やさしいどころか、とても厳しいよ…
→やさしいと正反対で、とても厳しいよ

②A:元気だった?
 B:元気(な)どころか、昨日まで入院していたんだ
→元気と正反対で、昨日まで入院していたんだ

③A:日本の冬は暖かいですか?
 B:暖かいどころか、毎日雪が降っているよ
→暖かいとは正反対で、毎日雪が降って寒いよ

④A:あの国は安全なの?治安はいい?
 B:安全などころか、毎日のように殺人事件が起きているよ
→安全とは全然違って、毎日のように殺人事件が起きていて危険だよ

【説明】
この「AどころかB」は「事実はAとは正反対でBだ」という文型で「A」を否定して、「事実は全然違う」と強調する表現です😊ほとんどの場合、相手が言ったことを否定して話を続ける時に使われます。使用する時は「A」と「B」には反対の言葉や意味を入れるようにしてください

[例]
やさしい どころか 厳しい

暖かい どころか 毎日雪が降っている(=とても寒い


【「ところ」シリーズ】
〜たところ〜た
〜たところで〜ない
〜ていたところだ
〜といったところだ・〜というところだ
〜ところ(Nのところ)
〜ところだ(V辞書形+ところだ)
〜ところだ(ている+ところだ)
〜ところだ(Vた+ところだ)
〜ところまで来る

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blog〜限りで:〜限りの①
①N限りで

【接続】
名詞[辞書形]+限りで

【意味】
(時間)〜を最後にして・〜までで
(回数・空間)〜だけに限定して


【例文】
今日限りで首よ!
今日を最後にして首よ!(「首にする・首になる」) 

②チャンスは1回限りだからがんばろう
→チャンスは1回だけだからがんばろう

今年限りであの番組は終了してしまうんだよ
今年までであの番組は終了してしまうんだよ

④この話はこの場限りで忘れてね
→この話はこの場だけのことだから忘れてね
blog〜限りで:〜限りの②
②N限りのN

【接続】
名詞[原形]+限りの+名詞

【意味】
〜に限定したN 
〜だけのN


【例文】
この場限りの話だから、ヒミツよ!
この場だけの話だから、ヒミツよ!

1回限りの勝負だから、負けても文句を言わないでね
勝負は1回だけだから、負けても文句を言わないでね

⑦駅前で、本日限りのセールがあるそうです
→駅前で 、今日に限定したセールがあるそうです

この「〜限りで・〜限りのN」は【限定】を表す文型です。時間や回数、場所や空間を表す名詞について「〜だけに限定して・〜だけに限定したN」という意味を表します😊場所や空間の場合は「この場限り」「その場限り」「あの場限り」しか使用されず、それぞれ「この場だけで・この場だけの」「その場だけで・その場だけの」「あの場だけで・あの場だけの」となります😉 

難しい文型ではありませんが、「限り」には色んな「限定」の意味と形がありますので、細かく覚えておくといいですね😄 

【「限る」シリーズ】
〜限り(限界)
〜限り(は)
〜限りだ
〜限りで・N限りのN(限定)
〜限りでは(範囲)
限りなく〜に近い
〜とは限らない
〜ない限り(は)
〜に限ったことではない
〜に限らず(〜も)
〜に限る
〜を限りに

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blog〜に限る2
【接続】
名詞[辞書形]+に限る


【意味】
〜に限定(げんてい)する


【例文】
①アルバイト募集(ぼしゅう)!ただし、18歳(さい)以上(いじょう)に限(かぎ)る
→アルバイト募集!ただし、18歳以上に限定する

②アルバイト募集!ただし、男性(だんせい)に限る
→アルバイト募集!ただし、男性に限定する

③持(も)ってきてもいいお金(かね)は1人(ひとり)1万円(まんえん)に限る
→持ってきてもいいお金は1人1万円に限定する

④クーポンを持っているお客様(きゃくさま)に限り、半額(はんがく)になります
→クーポンを持っているお客様限定で、半額になります


【説明】
「〜に限(かぎ)る」は「〜だけだ」という意味(いみ)で、【限定(げんてい)】を表(あらわ)します😊名詞(めいし)の「辞書形(じしょけい)」と一緒(いっしょ)に使(つか)います。


「〜に限る」には「〜(の)が一番だ」という意味もありますので、一緒に覚えておきましょう。また、「限る」がつく文型(ぶんけい)はたくさんありますので復習(ふくしゅう)をしておきましょう。


【「限る」シリーズ】
〜限り(限界)
〜限り(は)
〜限りだ
〜限りで・N限りのN(限定)
〜限りでは(範囲)
限りなく〜に近い
〜とは限らない
〜ない限り(は)
〜に限ったことではない
〜に限らず(〜も)
〜に限る
〜を限りに

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今回は「限る」シリーズの1つ「〜ない限り(は)」についてです😊
blog〜ない限り
【接続】
動詞[ない形]+限り

【意味】
〜しなければ、絶対… / 〜しない間は、絶対…

【例文】
①努力しない限り、N1には合格できない
→努力しなければ、絶対にN1には合格できない

②ちゃんと謝らない限り、絶対に許さない!
→ちゃんと謝らなければ、絶対に許さない!

③たくさん練習をしない限り、上達はしないよ
→たくさん練習をしなければ、上達はしないよ

④雪が降らない限り、スキーはできない
→雪が降らなければ、スキーはできない

⑤ ちゃんと話し合いをしない限り、解決しないと思うよ
→ちゃんと話し合いをしなければ、解決しないと思うよ

【説明】
「〜ない限り(は)」は「〜なければ、絶対…」という意味で使われます。「〜なければ絶対…ない」「〜なければ絶対…する」というように条件の範囲を表す文型です。ほとんどの場合、上の例文のように「〜ない限り、…ない」の形で使用されますが、「〜ない限り、…する」という形でも使われます。

[例]
雨が降らない限り、イベントを開催します→雨が降らなければ、イベントを開催します

今回の「〜ない限り」に対して、「〜限り」という文型もありますので、また次回掲載します😊

【「限る」シリーズ】
〜限り(限界)
〜限り(は)
〜限りだ
〜限りで・N限りのN(限定)
〜限りでは(範囲)
限りなく〜に近い
〜とは限らない
〜ない限り(は)
〜に限ったことではない
〜に限らず(〜も)
〜に限る
〜を限りに

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今回も「わけない[実質名詞]」「わけがわからない[実質名詞]」に続いて、実質名詞の「わけ」についてです😊今回の「わけ」が一番シンプルで簡単です😄
blog(〜という)わけ
【意味】
(〜という)理由

【例文】
①遅刻したのには、わけがあるんです→遅刻したのには、理由があるんです

②会社を休んだわけを聞く→会社を休んだ理由を聞く

③A:どうしてパーティーに来なかったの?
 B:妹が病気になって、病院に連れて行っていたというわけ
 →妹が病気になって、病院に連れて行っていたから

④A:どうしたの?元気がないね
 B:色々なことがあってね…わけは聞かないで…
 →色々なことがあってね…理由は聞かないで…

⑤なぜミスをしたのか、わけを話してもらおう→なぜミスをしたのか、理由を話してもらおう

【説明】
この「(〜という)わけ」は【理由】という意味で使用されます😊なぜそうなったかという理由などを言う時によく使われる表現ですね。他の「わけ」に比べて簡単ですので、覚えやすいと思います😉「わけ」は漢字で書くと「訳」と書くということも覚えておいてください。

「わけ」シリーズ
はたくさんありますので、今回のは「実質名詞のわけ」だと、しっかり区別して覚えておきましょう😀

【「わけ」シリーズ】
〜ないわけにはいかない
〜わけがない
〜わけがわからない(実質名詞)
〜わけだ(納得)
〜わけではない
〜わけない(実質名詞)
〜わけにはいかない

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blogものだ(本来の性質)
【接続】
動詞[原形]+ものだ
動詞[ない形]+ものだ


【意味】
本来の性質
変わらない事実


【例文】
①油は水に浮くものだ
→油は、水に浮くという性質だ

②油は水に沈まないものだ
→油は、水には沈まない性質だ

③太陽は東から昇って、西に沈むものだ
→太陽は東から昇って、西に沈むのは変えることのできない事実だ

④水は高いところから低いところに流れるものだ
→水は高いところから低いところに流れるという性質だ

⑤油は水にとけないものだ
→油は水にとけない性質だ



【説明】
「〜ものだ・〜ないものだ」は【本来の性質】【変わらない事実】を表す文型です。否定形は「〜ないものだ」となります。


「〜ものだ・〜ないものだ」には、【一般的考え方】を表す用法もあります。また、「もの」がつく文型はたくさんありますので、しっかりと区別をして覚えておきましょう。


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blog〜ものだ:ものではない
【接続】
動詞[原形]+ものだ
動詞[原形]+ものではない

【意味】
 (常識からみて)〜するのが当然だ / 〜するべきだ
 (常識からみて)〜しないのが当然だ / 〜するべきではない


【例文】
①上司には敬語を使うものだ
→上司には敬語を使うのが当然だ / 敬語を使うべきだ

②上司には友達言葉を使うものではない
→上司には友達言葉を使わないのが当然だ  / 友達言葉を使うべきではない

③学生はしっかり勉強するものだぞ!
→学生はしっかり勉強するのが当然だぞ / しっかり勉強するべきだ

④悪口は言うものではない
→悪口は言わないのが当然だ / 言うべきではない

【説明】
今回の「〜ものだ・〜ものではない」は【当然・義務】 を表すもので、「(常識からみて)〜するのが当然だ・〜しないのが当然だ」という意味で使用されます😊N3にある「〜べきだ・〜べきではない」とほとんど同じ意味で使われますので、セットで覚えているといいですね😉

【補足説明】
「もの」シリーズはとてもたくさんありますが、ほとんどの文型は「〜ものなら」「〜もので・〜ものだから」「〜たいものだ」というように、使用する形が決まっています。ですが今回の「〜ものだ・〜ものではない」は「〜ものだ(感慨)」「〜ものだ(本来の性質・一般的な考え方)」と形が完全に同じです。ですから、どの「〜ものだ」なのか判断するには読解力が必要となりますので気をつけてくださいね😀

[読解が必要な「もの」シリーズまとめ]
①〜ものだ→(義務・当然)常識からみて〜するのが当然だ否定形は「〜ものではない」

② 〜ものだ(感慨・感嘆)本当に〜だなぁ

③〜ものだ→本来の性質・一般的な考え方否定形は「〜ないものだ」

その他の「もの」シリーズはいつも形が決まっていますので、しっかり覚えてしまえば問題はないでしょう😉 

【「もの」シリーズ】
〜たいものだ・〜てほしいものだ
〜たものだ
〜たものではない
〜というもの(Nというもの)
〜ないものだろうか
〜ないものは〜ない
〜もの・〜んだもの
〜ものか
〜ものがある
〜ものだ(感慨)
〜ものだ(本来の性質・一般的な考え方)
〜ものだ・〜ものではない

〜もので・〜ものだから
〜ものと思っていた
〜ものなら
〜ものの
〜ものを
〜ようものなら 

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