絵でわかる日本語

日本語文法・自動詞他動詞・口語形・間違えやすい日本語・擬音語・擬態語などを「絵」で説明します。日本語を勉強している人のためのブログです😊

カテゴリ: 日本語文法

blogほうがよかった
【接続】
動詞[辞書形・ない形・た形]+ほうがよかった
い形容詞[ーい]+ほうがよかった
な形容詞[ーな]+ほうがよかった
名詞[辞書形]+のほうがよかった


【意味】
〜するよりも、〜するべきだった
〜よりも、〜のほうが適切だった



【例文】
①A:髪(かみ)を切(き)ったの?
 B:うん
 C:切らないほうがよかったのに〜
→切るよりも切らないほうが似合(にあ)っていたのに〜



②こんなに混(こ)んでいるんだったら、来ないほうがよかった
→実際(じっさい)は来たが、来ないほうが適切(てきせつ)だった


③父:シュークリームを買ってきたぞ〜
 娘:…ケーキのほうがよかった
→シュークリームよりケーキのほうが食べたかった


④A:オーダーストップだからって、こんなに注文(ちゅうもん)しないほうがよかったね…
 B:うん。多すぎて食べきれないね…
→実際はたくさん注文してしまったが、こんなに注文するべきではなかった




⑤学生の時に、もっとちゃんと勉強したほうがよかったな…
→実際はちゃんと勉強しなかったが、学生の時にもっと勉強するべきだった


【説明】
「〜ほうがよかった」は「〜するべきだった」「〜のほうが適切(てきせつ)だった」という意味の文型です。「実際(じっさい)に起(お)こったことよりも、〜したほうが適切だった」「実際は〜したが、〜するべきだった」と言いたい時に使われます。自分(じぶん)の行動(こうどう)に対して使う場合は[後悔(こうかい)している気持ち]を表します。また、他(ほか)の人の行動に対して使用する場合は[残念(ざんねん)だと思う気持ち][がっかりした気持ち]などを表します。



[例]
やっぱり、髪を切らないほうがよかったな…
【後悔】自分の行動

A:髪を切ったの?
B:うん
C:切らないほうがよかったのに〜
【残念だと思う気持ち】相手の行動


「〜ほうがよかった」に似ている文型を復習(ふくしゅう)しておきましょう😉

【類似文型】



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blogにする(形容詞+にする)
【接続】
い形容詞[ー]+くする 
な形容詞[ー]+にする 


【意味】
〜の状態(じょうたい)に変化(へんか)させる


【例文】
①娘:このカレー、辛(から)すぎるわ…
 母:りんごとはちみつを入れて甘(あま)くするといいよ〜




②母:部屋(へや)をきれいにしなさい
 息子:は〜い

③A:ちょっと、音(おと)が大きすぎるよ!もう少(すこ)し小さくしてくれる
 B:あ、ごめんね…

④制服(せいふく)のスカートを短(みじか)くしたら、先生に怒(おこ)られた

⑤エアコンをつけて、部屋を暖(あたた)かくした



⑥ビールは、冷(つめ)たくしてから飲んだほうがおいしいよ〜



【説明】
「Aにする」は「Aの状態に変(か)える」という意味の文型です。「A」には形容詞(けいようし)が入(はい)ります。[い形容詞]は「Aくする」になり、[な形容詞]は「Aになる」になります。

[例]
①母:りんごとはちみつを入れて甘くするといいよ〜
→辛い状態から「甘い」状態に変化させる

②母:部屋をきれいにしなさい
→汚(きたな)い状態から「きれいな」状態に変える

③A:ちょっと、音が大きすぎるよ!もう少し小さくしてくれる
→音を大きい状態から「小さい」状態に変化させる

④制服のスカートを短くしたら、先生に怒られた
→スカートを長(なが)い状態から「短い」状態に変えたら、怒られた

⑤エアコンをつけて、部屋を暖かくした
→エアコンをつけて、寒(さむ)い状態から「暖かい」状態に変化させた

⑥ビールは、冷たくしてから飲んだほうがおいしいよ〜
→冷蔵庫(れいぞうこ)に入れて、「冷たい」状態に変えたほうがおいしいよ


「〜にする」には[決定(けってい)]を表す用法(ようほう)もありますので、一緒(いっしょ)に覚えておきましょう😉



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blog放題②
【接続】
動詞[ます形]+たい放題 


【意味】
〜たいだけ〜して嫌だ
好きなだけ〜するから、迷惑だ


【例文】
①彼は、周(まわ)りの人たちに迷惑(めいわく)をかけ放題(ほうだい)
→彼は、周りの人たちにすごく迷惑をかけている


②彼女は人の気持(きも)ちを考えず、いつも言いたい放題
→彼女は人の気持ちを考えず、いつも自分が言いたいことを言いたいだけ言う

③兄は、散(ち)らかり放題の部屋(へや)でゲームをしてばかりいる
→すごく散らかっている部屋で、ゲームをしてばかりいる


④お金持(かねもち)ちだからといって、使いたい放題にお金を使わせるのはよくないと思う
→使いたいだけ、子供にお金を使わせるのはよくないと思う



⑤あんなやりたい放題の経営(けいえい)では、社員(しゃいん)がやめていくのも無理(むり)はない
→自分(じぶん)がやりたいことをやりたいだけやるような経営では、社員がやめても無理はない



【説明】
「〜放題(ほうだい)」「〜たい放題」は「〜たいだけ〜するから、困(こま)る」「好(す)きなだけ〜するから、迷惑(めいわく)だ」という意味の文型です。相手(あいて)のことを考えずに「好きなだけ〜するから、嫌(いや)だ」というように話し手(はなして)のマイナス評価(ひょうか)を表(あらわ)します。慣用表現(かんようひょうげん)に「好き放題(すきほうだい)」「勝手放題(かってほうだい)」があります。


[慣用表現]
好き放題勝手(かって)放題→自分の好きなように行動(こうどう)する


【上級レベルの人へ】
この文型には「何もしないでそのままにしておく」という意味もあります😮

[例]
あの家はもう20年近く誰も住んでいないので、家も庭(にわ)も荒(あ)れ放題
あの家はもう20年近く誰も住んでいないので、家も庭もすごく荒れている状態


「〜放題」には「制限(せいげん)なく、自由(じゆう)に〜」という意味もありますので一緒(いっしょ)に覚えておきましょう😉


【関連文型】




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blogを押して・を押し切って
【接続】
名詞[辞書形]+を押して
名詞[辞書形]+を押し切って


【意味】
〜なのに、無理に〜する
〜に負けずに〜する


【例文】
①お父さんは熱(ねつ)があるのに、無理(むり)を押(お)して会社(かいしゃ)に行った
→熱があるのに、無理をして会社に行った

②彼は足のケガを押して、試合(しあい)に出た
→彼は足のケガに負けずに、がんばって試合に出た

③彼女は、病気(びょうき)を押して面接(めんせつ)に行った
→病気だったが、無理をして面接に行った

④あの二人は、家族(かぞく)の反対(はんたい)を押し切(き)って結婚(けっこん)したらしい
→家族が反対している状態だったが、無理に結婚したらしい


⑤兄は、周囲(しゅうい)の反対を押し切って大学をやめてしまった
→周囲が反対していたが、無理に大学をやめてしまった



【説明】 
「Aを押(お)してB」「Aを押し切(き)ってB」は「Aなのに、無理にBする」「Aに負(ま)けずに、がんばってBする」という意味の文型です。「A」には大変(たいへん)なことや問題(もんだい)・困難(こんなん)なことが入り、「Aという大変な状況(じょうきょう)だが、無理をしてBする」「Aだが、Aを乗り越(こ)えてBする」と言いたい時に使われます。「A」に使われるものは、ほとんど決(き)まっていますので覚えておきましょう。



[「A」に使われる言葉]
病気を押して
ケガを押して
無理を押して
反対を押し切って
困難を押し切って など 


「〜を押して・〜を押し切って」に似(に)ている文型を復習しておきましょう😉

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blogそびれる
【接続】
動詞[ます形]+そびれる


【意味】
(〜ようと思っていたのに)〜できなかった


【例文】
①好(す)きな子に、プレゼントを渡(わた)しそびれた

②急(いそ)いでいたので、たまごを買いそびれてしまった

③残業(ざんぎょう)だったので、見たかったドラマを見そびれてしまった

④寝坊(ねぼう)して、朝ごはんを食べそびれてしまった

⑤娘:お父さんに、留学(りゅうがく)してもいいか聞いといてくれた?
 母:なんだか昨日はとても疲(つか)れてたみたいで、聞きそびれちゃった
 娘:じゃあ、今日聞いてみてね






【説明】
「〜そびれる」は「〜しようと思っていたのに、〜できなかった」という意味の文型です。何か理由(りゆう)があって、「したかったこと」や「しなければいけなかったこと」ができなかったと言いたい時に使われます。

[例]
①好きな子に、プレゼントを渡しそびれた
→プレゼントを渡そうと思っていたが、友達が先(さき)に渡したので渡せなかった

②急いでいたので、たまごを買いそびれてしまった
→たまごを買おうと思っていたが、急いでいたので買えなかった

③残業だったので、見たかったドラマを見そびれてしまった
→ドラマを見ようと思っていたが、残業だったので見ることができなかった

④寝坊して、朝ごはんを食べそびれてしまった
→朝ごはんを食べようと思っていたが、寝坊したので食べなかった

⑤娘:お父さんに、留学してもいいか聞いといてくれた?
 母:なんだか昨日はとても疲れてたみたいで、聞きそびれちゃった
 娘:じゃあ、今日聞いてみてね
→聞きたかったが、疲れている様子(ようす)だったので聞けなかった


「〜そびれる」は、勉強する機会(きかい)が少ない文型です。上級レベルの人は覚えておきましょう😉

【文法リスト】



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blogに即して・に則して
【接続】
名詞[辞書形]+に即して・〜に則して
名詞[辞書形]+に即した・に則した+名詞


【意味】
〜の通りに
〜に合わせて



【例文】
①警察(けいさつ):事実(じじつ)に即して、事件(じけん)の話(はなし)をしてください
→事実の通(とお)りに、事件の話をしてください

②時代(じだい)に即して、習慣(しゅうかん)や考え方を変えていくべきだと思う
→時代に合わせて、習慣や考え方を変えていくべきだと思う


③経験(けいけん)に即して言うと、留学(りゅうがく)した意味はすごく大きいと思う
→経験した通りに言うと、留学した意味はすごく大きいと思う

④学校の規則(きそく)に則して、決められた制服(せいふく)を着なければいけない
→学校の規則通りに、決められた制服を着なければいけない


【説明】
「〜に即(そく)して・〜に則(そく)して」は「〜の通(とお)りに」「〜に合(あ)わせて」という意味の文型です。事実(じじつ)や経験(けいけん)について言う時は「〜に即して」になり、法律(ほうりつ)や規則(きそく)に関(かん)することに使う場合は「〜に則して」になります。名詞(めいし)と使用する場合は「〜に即した+名詞」「〜に則した+名詞」になります。




[例]
時代に即した考え方をするべきだ


「〜に即して・〜に則して」に似(に)ている文型を復習(ふくしゅう)しておきましょう😊

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blog続ける
【接続】
動詞[ます形]+続ける


【意味】
継続を表す


【例文】
①卒業(そつぎょう)しても、日本語の勉強は続(つづ)けるつもりです


②1時間待(ま)ち続けているのに、彼女はまだ来ない

③10年前(まえ)に買ってもらった辞書(じしょ)を、まだ使い続けている

④努力(どりょく)し続けることは、とても大切(たいせつ)だ

⑤20年間(ねんかん)、毎日日記(にっき)を書き続けています


【説明】 
「A続(つづ)ける」は「Aという状態(じょうたい)が継続(けいぞく)している」「Aの動作(どうさ)を継続している」という意味(いみ)の文型です。「Aという習慣(しゅうかん)を継続している」と言いたい時(とき)にも使われます。

[例]
①卒業しても、日本語の勉強は続けるつもりです
【動作の継続】

②1時間待ち続けているのに、彼女はまだ来ない
【状態の継続】

③10年前に買ってもらった辞書を、まだ使い続けている
【動作の継続】

④努力し続けることは、とても大切だ
【動作の継続】

⑤20年間、毎日日記を書き続けています
【動作・習慣の継続】


自動詞・他動詞ペア「続く・続ける」の復習(ふくしゅう)をしておきましょう😉



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blogだろうが〜だろうが
【接続】
名詞[辞書形]+だろうが+名詞[辞書形]+だろうが


【意味】
〜でも〜でも関係(かんけい)なく


【例文】
①彼女は、ヘビだろうがカエルだろうが触(さわ)ることができる


②犬(いぬ)だろうがネコだろうが、動物(どうぶつ)はだいたい苦手(にがて)だ


③晴(は)れだろうがだろうが、イベントは行(おこな)われるそうだ


④先生だろうが学生だろうが、遅刻(ちこく)してくるのはよくない


⑤子供(こども)だろうが大人だろうが、ルールは守(まも)らなければいけない


【説明】
「AだろうがBだろうが」は「AでもBでも関係なく、何でも〜」「AでもBでも関係なく、誰でも〜」という意味の文型です。「AでもBでも、どちらの場合(ばあい)でも〜」と言いたい時にも使われます。 

[例]
①彼女は、ヘビだろうがカエルだろうが触ることができる
→ヘビでもカエルでも、どんな動物でも触ることができる

②犬だろうがネコだろうが、動物はだいたい苦手だ
→犬でもネコでも、動物はだいたい何でも苦手だ

③晴れだろうがだろうが、イベントは行われるそうだ
→晴れでも雨でも、どちらの場合でもイベントは行われるそうだ

④先生だろうが学生だろうが、遅刻してくるのはよくない
→先生でも学生でも、遅刻してくるのはよくない

⑤子供だろうが大人だろうが、ルールは守らなければいけない
→子供でも大人でも、ルールは守らなければいけない


「だろう」がつく文型は、いくつかありますので復習(ふくしゅう)しておきましょう😉

【「だろう」がつく文型】
 
 



【関連文型】



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blogだろうか(反語)


【接続】
動詞・形容詞・名詞[普通形]+だろうか


【意味】
〜だろうか?いや、たぶん〜ないだろう


【例文】
①こんな話(はなし)、誰が信(しん)じてくれるだろうか

②まったく悪(わる)いところがない人なんて、存在(そんざい)するだろうか


③彼の言っていることを信じてもいいだろうか

④自分(じぶん)の子供(こども)が大事(だいじ)じゃないと思う親(おや)なんて、この世(よ)にいるだろうか
*「世」とは「世の中(よのなか)」のことです

⑤一生懸命(いっしょうけんめい)働(はたら)いて稼(かせ)いだお金を捨(す)てる人など、どこにいるだろうか


【説明】
「Aだろうか」は[反語(はんご)]を表(あらわ)す文型で、「Aだろうか?いや、たぶんAないだろう」という意味で使われます。「Aだろうか」の形(かたち)で使われますが、「いや、たぶんAないだろう」という気持ちを強調(きょうちょう)する場合に使用(しよう)されます。

[例]
①こんな話、誰が信じてくれるだろうか
→誰かが信じてくれるだろうか?いや、たぶん信じてくれる人はいないだろう

②まったく悪いところがない人なんて、存在するだろうか
→存在するだろうか?いや、たぶん存在しないだろう

③彼の言っていることを信じてもいいだろうか
→信じてもいいだろうか?いや、たぶん信じないほうがいいだろう


④自分の子供が大事じゃないと思う親なんて、この世にいるだろうか
→いるだろうか?いや、たぶんいないだろう

⑤一生懸命働いて稼いだお金を捨てる人など、どこにいるだろうか
→一生懸命働いて稼いだお金を捨てる人がいるだろうか?いや、どこにもいないだろう


[反語]を表す「〜だろうか」はとても難しいですね😨余裕(よゆう)がある人や、上級レベルの人は覚えておくといいと思います😊

【「だろう」がつく文型】
 


 




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blogだろうに(残念)
【接続】
動詞[普通形]+だろうに


【意味】
〜したら、〜だったのに
〜しなかったら、〜だったのに



【例文】
①ちゃんと傘(かさ)を持っていったら、濡(ぬ)れなかっただろうに
→傘を持っていったら、濡れなかったのに…



②もう少し早く家(いえ)を出ていたら、遅刻(ちこく)せずにすんだだろうに
→もう少し早く家を出ていたら、遅刻しないですんだのに


③A:なんでこんな簡単(かんたん)な問題(もんだい)を間違(まちが)えたの?
 B:残(のこ)り時間が5分しかなくて、ちゃんと読んでなかったの
 A:落ち着いて読んでいたら、間違えなかっただろうに
→落ち着いて読んでいたら、間違えなかったのに


④妻:あんな言い方をしたら、あの子が泣くに決(き)まってるでしょ!
 夫:…すまん
 妻:もっとやさしい言い方があっただろうに
→もっとやさしい言い方をしたら、あの子は泣かなかったと思うわよ





【説明】 
「〜だろうに」は「〜したら、〜だったのに」「〜しなかったら、〜だったのに」 という意味の文型です。実際(じっさい)には起(お)こらなかったことに対(たい)して「〜したほうがよかったのに、〜しなかった」「〜するべきだったのに、〜しなかった」というように、残念(ざんねん)に思う気持ちを強調(きょうちょう)します。


「〜だろうに」には[同情(どうじょう)・批判(ひはん)]を表す用法(ようほう)もありますので、一緒(いっしょ)に覚えておきましょう😉


【「だろう」がつく文型】
 





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