絵でわかる日本語

日本語文法・自動詞他動詞・口語形・間違えやすい日本語・擬音語・擬態語などを「絵」で説明します。日本語を勉強している人のためのブログです😊

カテゴリ:日本語文法 > 上級文法(N1〜N2)

blogずじまい

【接続】
動詞[ない形]+ずじまい 

【意味】
〜しないで終わる

【例文】
①日本に行ったのにラーメンを食べずじまいだった
→日本に行ったのにラーメンを食べないで帰ってきた

②留学中旅行に行きたかったが、結局(けっきょく)どこにも行けずじまいで帰国してしまった 
→留学中旅行に行きたかったが、結局どこにも行かないで帰国してしまった

③好きな子がいたが、「好きだ」と言えずじまいだった
→好きな子がいたが、「好きだ」と言えないで終わってしまった

④今週こそ(復習:〜こそ)歯医者に行きたいが、忙しくて行かずじまいになりそうだ
→今週こそ歯医者に行きたいが、忙しくて 行かないで終わりそうだ

【説明】
「〜ずじまい」は「したかったこと」や「しなければいけなかったこと」を結局しないで終わってしまったという意味の文型です。 この文型を使うと残念・後悔・失望などの気持ちを強調する文型です😮 

「〜できなかったので本当に残念だ」というように過去形の文で使われることが多いですね😉
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blogめく

【接続】
名詞[辞書形]+めく

【意味】
〜のような感じが出てきた
完全に〜とは言えないが、〜だと感じる


【例文】
①だんだん春めいてきた
→だんだん春のような感じになってきた

②彼の言い方は皮肉(ひにく)めいていた
→ 彼の言い方は皮肉な感じだと思った

③山田くんって口語形「〜って」 謎(なぞ)めいているよね
→山田くんって不思議な感じがするよね

【説明】
「〜めく」は「〜の要素を持っている」「〜のような感じが出ている」という意味で使われるN1の文型です。「春めく・皮肉めく・謎めく・冗談めく・説教めく・他人めく…」というように、この文型は使われる単語がほとんど決まっています😌テストを受ける人はある程度覚えてしまった方が早いかもしれませんね😉「春めく」と「謎めく」は慣用表現ですので、そのまま単語として暗記しましょう😀

春めく→春らしい気候になる
謎めく→謎のようにわかりにくい 


N1の文型は難しそうな感じがしますが、N2やN3に比べて類似文型が少なく、暗記してしまえばOKなものもたくさんあります。テスト用としてがんばって覚えてくださいね😊
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blogっこない

【接続】
動詞[ます形]+っこない

【意味】
絶対に〜ない

【例文】
①こんなにたくさん食べられっこない
→こんなにたくさん絶対に食べられない

②高すぎる!買えっこないわ!
→高すぎる!絶対に買えないわ!

③うちのチームが優勝なんてできっこない
→うちのチームが優勝なんて絶対できない

【説明】
「〜っこない」は「絶対に〜ない」という意味で、可能性を強く否定する表現です。「〜わけがない」(復習:〜わけがない)や「〜はずがない」とほとんど同じ意味を表します😊「〜っこない」は友達や家族との間で使われる話し言葉です😀

【補足説明】
「〜っこない」は1音節(おんせつ)の語(ます形にした時に「ます」の前が1文字しかない語)には使うことができません😨

[例]
❌寝る→寝っこない
❌いる→いっこない
❌見る→見っこない
❌要(い)る →要っこない


「〜っこない」は話し言葉ですが、N2の文型ですのでしっかりと覚えておきましょう😉
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blogからある

【接続】
数量詞+からする
数量詞+からある
数量詞+からの

【意味】
〜以上する・〜以上ある・〜以上の
〜もする・〜もある 


【例文】
①彼氏が100万円からする指輪(ゆびわ)をくれた
→彼氏が100万円以上する 指輪をくれた

②健康のために、毎日5キロからある距離(きょり)を歩いています
→健康のために、毎日5キロ以上ある距離を歩いています

③彼女は10キロからある荷物を持ち上げることができます
→彼女は10キロ以上ある荷物を持ち上げることができる

④昨日の事故で、100人からの人がケガをした
→昨日の事故で、100人以上の人がケガをした

【説明】
「〜からする・〜からある・〜からの」は「〜以上する・〜以上ある・〜以上の」という意味を表し、数量が「多い」という気持ちを入れて使用される文型です😊何に使うかによって使い分けが必要です😥

[使い分け]
「〜からする」→値段(ねだん)
「〜からある」→距離・重さ・高さ・広さ・大きさ
「〜からの」→人数(にんずう)

上級レベルの文法ですが、覚えてしまえばとても簡単です😉

【「から」シリーズ】
〜から〜にかけて
〜からする・〜からある・〜からの
〜からといって・〜からって
〜からなる
〜からには
〜てからでないと〜ない
〜てからというもの

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blogをめぐって

【接続】
名詞[辞書形]+をめぐって
名詞[辞書形]+をめぐる+名詞
名詞[辞書形]+をめぐっての+名詞

【意味】
〜に関して、周囲で…が起こっている
〜について、周りで…が発生している


【例文】
①プリンをめぐってケンカした
→どちらがプリンを食べるかについてケンカをした周りで起こっていること:ケンカ

②犬を飼(か)うことをめぐって、家族みんなで話し合いをした
→犬を飼うか飼わないかについて、家族みんなで話し合いをした周りで起こっていること:話し合いの発生

③親の遺産(いさん)をめぐって、兄弟が争(あらそ)った
→親の遺産を誰がもらうかについて、兄弟が争った周りで起こっていること:争い

④あの事件をめぐって、様々(さまざま)な捜査(そうさ)がされている
→あの事件に関して、様々な捜査がされている周りで起こっていること:様々な捜査

⑤今日、次のオリンピック開催地(かいさいち)をめぐる会議が行なわれている
→今日、次のオリンピック開催地をどこにするかについて会議が行なわれている周りで起こっていること:会議

【説明】
「〜をめぐって」は「〜について、周りで…が起こっている」という意味の文型です。よく「〜について=〜に関して=〜をめぐって」と覚えている人が多いですが、この文型の特徴は「何かに関して、周囲で何かが発生している」というように、周りで起こっていることに注目しているところです😮また「〜をめぐり」は「〜をめぐって」よりかたい言い方で意味は同じです。

[〜について・〜に関して]→内容
[〜をめぐって]→周囲で起こっていること


上のように覚えておくといいですね😊ですから、「〜をめぐって」は後ろに「ケンカする」「議論する」「争う」「戦(たたか)う」「戦争が起こる」「〜が起こる」などという単語と使われる場合が多いです😌また「〜をめぐって」は漢字で書くと「〜を巡って」と書きますので、上級レベルの人はぜひ覚えておいてください。この文型は書き言葉的なので、会話で使用することはあまりありませんが、ニュースなどで聞く機会は多いと思います😀 
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blogつつある②
【接続】
動詞[ます形]+つつある

【意味】
ゆっくりと〜の状態に向かっている

【例文】
①ろうそくの火が消えつつある
→ろうそくの火が、ゆっくりと「消える」という状態に向かっている

②あの花は枯(か)れつつある
→あの花は、ゆっくりと「枯れる」という状態に向かっている

③あの犬は死につつある
→あの犬は、ゆっくりと「死ぬ」という状態に向かっている

④この木は倒れつつある
→この木は、ゆっくりと「倒れる」という状態に向かっている

【説明】
今回の「〜つつある」は前回の「〜つつある①(〜つつある①中級編)」とは違い、「〜ている」に置き換えることができないものです😨これは「瞬間動詞」(つく・始まる・終わる・決まるなど)と一緒に使うもので、「ゆっくりと〜の状態に近づいている」という意味を表します

例文①の「消えつつある」はろうそくの火がだんだんと「消える」という状態に向かっていることを表しています。完成状態は「消えている」と表すことができるので、「消えつつある」と「消えている」は違う意味になってしまうということです。(「〜ということだ」②説明文) 

[図説]
blogつつあるカバー


少し難しい説明になってしまいましたが、余裕がある人は「〜ている」にチェンジできるものと、できないものをしっかり区別しておくといいと思います😊
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blog〜かと思いきや

【接続】
動詞・形容詞・名詞[普通形]+と思いきや
*な形容詞・名詞の現在肯定形を使用する場合は「ーだと思いきや」になる
(例:元気だと思いきや 学生だと思いきや)


動詞・形容詞・名詞[普通形]+かと思いきや
*な形容詞・名詞の現在肯定形につく場合は「辞書形+かと思いきや」になる
(例:元気かと思いきや 学生かと思いきや)


【意味】
〜だろうと思ったら、意外にも…だった
〜だろうと思ったら、意外にも…した

【例文】
①勉強しているかと思いきや、寝てい
→勉強しているだろうと思ったら、実際は寝てい

②今日はずっといい天気だと思いきや、急に雨が降ってき
→今日はずっといい天気だろうと思っていたら、急に雨が降ってき

③人気のパン屋さんだったのでおいしいかと思いきや、そうでもなかっ
→人気のパン屋さんだったのでおいしいだろうと思ったら、そうでもなかっ

④欲しがっていた(「〜欲しがっている」)指輪をあげたので喜ぶかと思いきや、なぜか怒りだし
→欲しがっていた指輪をあげたので、喜ぶだろうと思ったが、 なぜか怒りだし

⑤20点以上の差があったのでAチームが優勝すると思いきや、Bチームが逆転勝利し
→ 20点以上の差があったのでAチームが優勝すると思っていたら、Bチームが逆転勝利し

【説明】
「〜と思いきや」「〜かと思いきや」は予想・予測していたことと反対の結果が起こった時に使用されます😌この文型は、すでに結果が現れていることに使われますので、使用するときのポイントは、「〜と思いきや…した」「〜と思いきや…だった」というように、後ろには必ず「た形」がくることです😀また、「〜と思いきや」の前に「か」を入れて「〜かと思いきや」という形もありますので一緒に覚えておいてください。な形容詞の場合と名詞は接続が変わりますので、気をつけてください😉

N1の文法は書き言葉的なものが多いですね…😮上級レベルの人は会話でよく使う文型と、書き言葉の文型をうまく使い分けられるようにがんばってくださいね😆 
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