絵でわかる日本語

日本語文法・自動詞他動詞・口語形・間違えやすい日本語・擬音語・擬態語などを「絵」で説明します。日本語を勉強している人のためのブログです😊

カテゴリ:日本語文法 > 「もの」シリーズ

blogものだ(本来の性質)
【接続】
動詞[原形]+ものだ
動詞[ない形]+ものだ


【意味】
本来の性質
変わらない事実


【例文】
①油は水に浮くものだ
→油は、水に浮くという性質だ

②油は水に沈まないものだ
→油は、水には沈まない性質だ

③太陽は東から昇って、西に沈むものだ
→太陽は東から昇って、西に沈むのは変えることのできない事実だ

④水は高いところから低いところに流れるものだ
→水は高いところから低いところに流れるという性質だ

⑤油は水にとけないものだ
→油は水にとけない性質だ



【説明】
「〜ものだ・〜ないものだ」は【本来の性質】【変わらない事実】を表す文型です。否定形は「〜ないものだ」となります。


「〜ものだ・〜ないものだ」には、【一般的考え方】を表す用法もあります。また、「もの」がつく文型はたくさんありますので、しっかりと区別をして覚えておきましょう。


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blog〜ものだ:ものではない
【接続】
動詞[原形]+ものだ
動詞[原形]+ものではない

【意味】
 (常識からみて)〜するのが当然だ / 〜するべきだ
 (常識からみて)〜しないのが当然だ / 〜するべきではない


【例文】
①上司には敬語を使うものだ
→上司には敬語を使うのが当然だ / 敬語を使うべきだ

②上司には友達言葉を使うものではない
→上司には友達言葉を使わないのが当然だ  / 友達言葉を使うべきではない

③学生はしっかり勉強するものだぞ!
→学生はしっかり勉強するのが当然だぞ / しっかり勉強するべきだ

④悪口は言うものではない
→悪口は言わないのが当然だ / 言うべきではない

【説明】
今回の「〜ものだ・〜ものではない」は【当然・義務】 を表すもので、「(常識からみて)〜するのが当然だ・〜しないのが当然だ」という意味で使用されます😊N3にある「〜べきだ・〜べきではない」とほとんど同じ意味で使われますので、セットで覚えているといいですね😉

【補足説明】
「もの」シリーズはとてもたくさんありますが、ほとんどの文型は「〜ものなら」「〜もので・〜ものだから」「〜たいものだ」というように、使用する形が決まっています。ですが今回の「〜ものだ・〜ものではない」は「〜ものだ(感慨)」「〜ものだ(本来の性質・一般的な考え方)」と形が完全に同じです。ですから、どの「〜ものだ」なのか判断するには読解力が必要となりますので気をつけてくださいね😀

[読解が必要な「もの」シリーズまとめ]
①〜ものだ→(義務・当然)常識からみて〜するのが当然だ否定形は「〜ものではない」

② 〜ものだ(感慨・感嘆)本当に〜だなぁ

③〜ものだ→本来の性質・一般的な考え方否定形は「〜ないものだ」

その他の「もの」シリーズはいつも形が決まっていますので、しっかり覚えてしまえば問題はないでしょう😉 

【「もの」シリーズ】
〜たいものだ・〜てほしいものだ
〜たものだ
〜たものではない
〜というもの(Nというもの)
〜ないものだろうか
〜ないものは〜ない
〜もの・〜んだもの
〜ものか
〜ものがある
〜ものだ(感慨)
〜ものだ(本来の性質・一般的な考え方)
〜ものだ・〜ものではない

〜もので・〜ものだから
〜ものと思っていた
〜ものなら
〜ものの
〜ものを
〜ようものなら 

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blog〜ものなら
【接続】
動詞[原形]+ものなら(〜たい/〜て欲しい/〜てみろ)
*多くの場合「可能動詞の原形」を使う

【意味】
もし〜が可能なら(…したい/…て欲しい/…てみろ)

【例文】
できるものなら、あの頃に戻りたい
もしできるなら、あの頃(若かった頃)に戻りたい

休めるものなら、1週間くらい休みたい
もし休むことが可能なら、1週間くらい休みたい

③ たばこは高いし体に悪いし、やめられるものならやめたいよ
→たばこは高いし 体に悪いし、やめることが可能ならやめたい

やれるものならやってみろよ【慣用的表現】
もしやれると思うなら、やってみろよ 

【説明】
「〜ものなら…たい」は実現が不可能だと思うことに対する「願望・期待」を表す文法です。N4で勉強した仮定形の「〜なら」とほとんど同じ意味ですが、「〜ものなら」を使うと実現する可能性が少ないということを強調します。 例文④は慣用的表現ですのでドラマなどで聞く機会があるかもしれませんね😀この文法はほとんどの場合「〜ものなら…たい」の形で使われますので、そのまま覚えておくといいですね😉

上級レベルの人へ
この文法は「動詞の原形」につきますが、その動詞はほとんど「状態動詞」です。「状態動詞」は初級日本語で勉強したと思います。代表的なものは「ある」「いる」「できる」「わかる」などですね😊初級の文法はN1のもの以上に複雑で重要です。上級になればなるほど初級文法は忘れがちですので、更に上を目指す人は復習をしっかりして、きれいな日本語を話せるようにがんばってくださいね😆 

【「もの」シリーズ】
〜たいものだ・〜てほしいものだ
〜たものだ
〜たものではない
〜というもの(Nというもの)
〜ないものだろうか
〜ないものは〜ない
〜もの・〜んだもの
〜ものか
〜ものがある
〜ものだ(感慨)
〜ものだ(本来の性質・一般的な考え方)
〜ものだ・〜ものではない

〜もので・〜ものだから
〜ものと思っていた
〜ものなら
〜ものの
〜ものを
〜ようものなら 

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blogものだ(感慨)
【接続】
動詞・形容詞[普通形]+ものだ
*な形容詞の現在肯定形は「ーなものだ」となる(例:元気なものだ

【意味】
(感慨・感嘆)本当に〜だなぁ

【例文】
①子供の成長は早いものだ
→子供の成長は本当に早いなぁ

②この家も古くなったものだ
→この家も本当に古くなったなぁ

③父はとても頑固だ。困ったものだ
→父はとても頑固だ。本当に困ったなぁ

【説明】
この「〜ものだ」は感慨や感嘆、驚きの気持ちを込めて「本当に〜だ」という意味を表します。「よく〜ものだ」と「よく」を一緒に使用すると、驚きや怒り、あきれている気持ちを強調できます😀

[例文]
あんなにひどいことをして、よく平気でいられるものだ
→あんなにひどいことをしたのに、平気でいられるなんて信じられない怒り・あきれ

「もの」が作る文型はたくさんありますのでしっかりと区別して覚えてしまいましょう😊

【「もの」シリーズ】

〜たいものだ・〜てほしいものだ
〜たものだ
〜たものではない
〜というもの(Nというもの)
〜ないものだろうか
〜ないものは〜ない
〜もの・〜んだもの
〜ものか
〜ものがある
〜ものだ(感慨)
〜ものだ(本来の性質・一般的な考え方)
〜ものだ・〜ものではない

〜もので・〜ものだから
〜ものと思っていた
〜ものなら
〜ものの
〜ものを
〜ようものなら 

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blog〜ものか:〜ものですか
【接続】
動詞[原形]+ものか・ものですか
形容詞[原形]+ものか・ものですか

【意味】
絶対〜ない決して〜ない

【例文】
①あそこのラーメンはおいしくない。二度と行くものですか
→あそこのラーメンはおいしくない。絶対二度と行かない

②あいつに俺の気持ちがわかるものか
→あいつに俺の気持ちは決してわからない

③あと1点で合格だったのに…この悔しさを忘れるものか
→あと1点で合格だったのに…この悔しさは絶対に忘れない

【説明】
「〜ものか」「〜ものですか」は相手の意見を強く否定したり、強い意志を表す表現です。「絶対〜ない」「決して〜ない」と強い反発や拒絶の感情を強調します。話し言葉では「〜もんか」「〜もんですか」が使われます😊「〜ものか」「〜もんか」は男性言葉となります

[例文]
あそこのラーメンはおいしくない。二度と行くもんですか
あいつに俺の気持ちがわかるもんか
この悔しさを忘れるもんか

「もの」が作る文型はたくさんありますのでしっかりと覚えましょう😀
 
【「もの」シリーズ】
〜たいものだ・〜てほしいものだ
〜たものだ
〜たものではない
〜というもの(Nというもの)
〜ないものだろうか
〜ないものは〜ない
〜もの・〜んだもの
〜ものか
〜ものがある
〜ものだ(感慨)
〜ものだ(本来の性質・一般的な考え方)
〜ものだ・〜ものではない

〜もので・〜ものだから
〜ものと思っていた
〜ものなら
〜ものの
〜ものを
〜ようものなら 

blogもの・んだもの・もん・んだもの
【接続】
動詞・形容詞・名詞[普通形]+もの
*な形容詞・名詞の現在肯定形は「ーだもの」(例:きれいだもの・学生だもの)
動詞・形容詞・名詞[普通形]+んだもの
*な形容詞・名詞の現在肯定形は「ーなんだもの」(例:きれいなんだもの・学生なんだもの)


【意味】
〜ので ・〜から


【例文】
①母:なんで野菜(やさい)を食べないの!?ちゃんと食べなさい
 娘:だっておいしくないんだもん


②A:どうして遅刻(ちこく)したの?
 B:電車(でんしゃ)が遅(おく)れていたんだもの


③彼氏:あの映画(えいが)を見に行こうよ!
 彼女:嫌(いや)よ。だって、こわい映画は嫌(きら)いだもの


④A:えっ、そんなにたくさん買ったの?
 B:うん。すごく安(やす)かったんだもの

⑤A:ラーメンを3杯(さんばい)も食べたの!?
 B:だってお腹(なか)がぺこぺこだったんだもん



⑥A:なんで食べないの?
 B:だって、このカレーは辛(から)すぎるもん



【説明】
「〜もの」「〜んだもの」は[原因(げんいん)・理由(りゆう)]を表(あらわ)す文型で、「〜から・〜ので」という意味(いみ)です。一般的(いっぱんてき)に「〜もの・〜んだもの」は、女性(じょせい)が使用します。「〜もん」「〜んだもん」は話し言葉(はなしことば)で男性(だんせい)にも女性も使われ、子供(こども)もよく使います。 友達(ともだち)や家族(かぞく)との会話(かいわ)で使われます。「〜もの・〜んだもの」「〜もん・〜んだもん」は、「だって」や「なんで」とよく一緒(いっしょ)に使われます。


「もの」がつく文型は、たくさんありますので復習しておきましょう😉

【「もの」がつく文型リスト】


【日本語文法リスト】



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FB〜もので:〜ものだから
【接続】
動詞・形容詞・名詞[普通形]+もので / ものだから
*名詞・な形容詞の現在肯定形は「ーなもので」「ーなものだから」
(例:学生なもので・きれいなものだから

【意味】
(原因・理由)〜ので / 〜から

【例文】
①事故があったもので、遅れました
 →事故があったので、遅れました

②昔のことなもので、よく覚えていません
 →昔のことなので、よく覚えていません

③安かったものだから、たくさん買ってしまった
 →安かったので、たくさん買ってしまった

【説明】
「〜もので」「〜ものだから」は原因・理由を表す表現です。この文型は「本当は〜したくなかったが、〜ので」というように、「予定外のことや不本意な理由があったので〜だ」と言いたい時によく使用されます。話し言葉では「〜もんで」「〜もんだから」が使われます。丁寧形として「〜ものですから」という言い方もあります😊

例:事故があったもんで、遅れちゃったんだ
  昔のことなもんだから、よく覚えていないの
  安かったものですから、たくさん買ってしまいました

【補足】
初級で勉強したように「〜から」は「〜ので」より、原因・理由を強調してしまいますから、謝る時には使用しないようにしましょう。「〜もので・〜ものだから」は「〜ので」に近い文型ですから、謝る時によく使われます😉

【「もの」シリーズ】
〜たいものだ・〜てほしいものだ
〜たものだ
〜たものではない
〜というもの(Nというもの)
〜ないものだろうか
〜ないものは〜ない
〜もの・〜んだもの
〜ものか
〜ものがある
〜ものだ(感慨)
〜ものだ(本来の性質・一般的な考え方)
〜ものだ・〜ものではない

〜もので・〜ものだから
〜ものと思っていた
〜ものなら
〜ものの
〜ものを
〜ようものなら 

blog〜たいものだ
【接続】
動詞[ます形]+たいものだ・たくないものだ

【意味】
〜したいなぁ…

【例文】
①いつか家を買いたいものだ
 →いつか家を買いたいなぁ…

②将来はアメリカに住みたいものだ
 →将来はアメリカに住みたいなぁ…

【説明】
「〜たいものだ」は「〜たい」に比べ、強い願望を表します。「〜たいものだ」は今の希望ではなく、長い間持っている願望や、実現が難しい願望に使用される場合がほとんどです😊また、相手に「〜してほしい」と言いたい場合は「〜てほしいものだ」を使います。

[〜たいものだ]家を買いたいものだ→買う人:「
[〜てほしいものだ] 家を買ってほしいものだ→買う人:「自分以外の人」(夫・両親・子供など)

現在の一時的な願望・簡単に実現するような願望を表す場合は、単に「〜たい」を使用すればOKです😉

⭕️水が飲みたい
❌水が飲みたいものだ(*病気などで1日に飲める水の量が制限されている場合などは使用できます)

【補足説明】
話し言葉では「〜たいもんだ」「〜てほしいもんだ」が使用されます😄 

【「もの」シリーズ】
〜たいものだ・〜てほしいものだ
〜たものだ
〜たものではない
〜というもの(Nというもの)
〜ないものだろうか
〜ないものは〜ない
〜もの・〜んだもの
〜ものか
〜ものがある
〜ものだ(感慨)
〜ものだ(本来の性質・一般的な考え方)
〜ものだ・〜ものではない

〜もので・〜ものだから
〜ものと思っていた
〜ものなら
〜ものの
〜ものを
〜ようものなら 

blog〜たものだ

【接続】
動詞[た形]+ものだ

【意味】
(過去を回想する表現)
よく〜したなぁ〜だったなぁ

【例文】
①子供の頃は、よく泣いたものだ
 →子供の頃は、よく泣いたなぁ

②昔、この公園で遊んだものだ
 →昔、この公園でよく遊んだなぁ

【説明】
「〜たものだ」は「よく〜したなぁ」となつかしい気持ちを込めて過去のことを回想する時に使用されます。「〜たことがある」も過去の経験を表しますが、意味は少し違ってきます。

[〜たものだ]昔、この公園で遊んだものだ→この公園でよく遊んだなぁ…なつかしい思い出だ
[〜たことがある]昔、この公園で遊んだことがある→この公園で遊んだ経験がある

「〜たものだ」は「よく〜した」と習慣性を表すのに対し、「〜たことがある」は「〜た経験がある」というように回数には関係なく、多くの場合一回性のことを表します。

【まとめ】
[〜たものだ]→よく〜したなぁと過去の回想を表す《習慣性》
[〜たことがある]→経験を表す《一回性》

「〜たことがある」はN4の文法ですが会話でもよく使用されますので、しっかりと覚えられるといいですね😊

【「もの」シリーズ】
〜たいものだ・〜てほしいものだ
〜たものだ
〜たものではない
〜というもの(Nというもの)
〜ないものだろうか
〜ないものは〜ない
〜もの・〜んだもの
〜ものか
〜ものがある
〜ものだ(感慨)
〜ものだ(本来の性質・一般的な考え方)
〜ものだ・〜ものではない

〜もので・〜ものだから
〜ものと思っていた
〜ものなら
〜ものの
〜ものを
〜ようものなら 

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