
【接続】
動詞[辞書形]+べからず
【意味】
〜てはいけない
〜するな
【例文】
①絵に触(ふ)れるべからず
→絵に触れるな・触れてはいけない
②エサを与えるべからず
→エサを与えてはいけない・与えるな
③立ち入(い)るべからず
→ 立ちいってはいけない・入るな(立入禁止)
【説明】
「〜べからず」は禁止や禁止命令を表す文型で「〜てはいけない」「〜するな」という意味で使用されます。この文型はとても強い禁止を表すもので、ほとんどの場合看板などに使用されます。かたい書き言葉で会話で使われることはありません😮
【余裕のある人へ】
「〜べからず」と一緒に覚えたほうがいいものに「〜べからざる」という形があります。いつも「〜べからざる+名詞」の形で使用されます😊意味は「〜てはならない・〜できない+名詞」という意味ですが、この文型は慣用表現しか存在しませんので、暗記することをオススメします😀
[「〜べからざる+N」の慣用表現]
①許すべからざるN→許すことができない
②欠(か)くべからざるN→欠かすことができない・忘れてはいけない
③あり得(う)べからざるN→あってはいけない・起こってはいけない
「〜べからず」「〜べからざる+N」は書き言葉でしか使用されませんので、テスト用に覚えておきましょう😀実際に会話で使うと侍(さむらい)みたいな会話になってしまいますので気をつけてくださいね😅
【「べき」がつく文型】
〜べくもない

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