【接続】
動詞[原形]+ものだ
動詞[原形]+ものではない
【意味】
(常識からみて)〜するのが当然だ / 〜するべきだ
(常識からみて)〜しないのが当然だ / 〜するべきではない
【例文】
①上司には敬語を使うものだ
→上司には敬語を使うのが当然だ / 敬語を使うべきだ
②上司には友達言葉を使うものではない
→上司には友達言葉を使わないのが当然だ / 友達言葉を使うべきではない
③学生はしっかり勉強するものだぞ!
→学生はしっかり勉強するのが当然だぞ / しっかり勉強するべきだぞ
④悪口は言うものではない
→悪口は言わないのが当然だ / 言うべきではない
【説明】
今回の「〜ものだ・〜ものではない」は【当然・義務】 を表すもので、「(常識からみて)〜するのが当然だ・〜しないのが当然だ」という意味で使用されます😊N3にある「〜べきだ・〜べきではない」とほとんど同じ意味で使われますので、セットで覚えているといいですね😉
【補足説明】
「もの」シリーズはとてもたくさんありますが、ほとんどの文型は「〜ものなら」「〜もので・〜ものだから」「〜たいものだ」というように、使用する形が決まっています。ですが今回の「〜ものだ・〜ものではない」は「〜ものだ(感慨)」「〜ものだ(本来の性質・一般的な考え方)」と形が完全に同じです。ですから、どの「〜ものだ」なのか判断するには読解力が必要となりますので気をつけてくださいね😀
[読解が必要な「もの」シリーズまとめ]
①〜ものだ→(義務・当然)常識からみて〜するのが当然だ【否定形は「〜ものではない」】
② 〜ものだ→(感慨・感嘆)本当に〜だなぁ
③〜ものだ→本来の性質・一般的な考え方【否定形は「〜ないものだ」】
その他の「もの」シリーズはいつも形が決まっていますので、しっかり覚えてしまえば問題はないでしょう😉
【「もの」シリーズ】
〜たいものだ・〜てほしいものだ
〜たものだ
〜たものではない
〜というもの(Nというもの)
〜ないものだろうか
〜ないものは〜ない
〜もの・〜んだもの
〜ものか
〜ものがある
〜ものだ(感慨)
〜ものだ(本来の性質・一般的な考え方)
〜ものだ・〜ものではない
〜もので・〜ものだから
〜ものと思っていた
〜ものなら
〜ものの
〜ものを
〜ようものなら
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