
【接続】
動詞・形容詞・名詞[普通形]+もので / ものだから
*名詞・な形容詞の現在肯定形は「ーなもので」「ーなものだから」
(例:学生なもので・きれいなものだから)
【意味】
(原因・理由)〜ので / 〜から
【例文】
①事故があったもので、遅れました
→事故があったので、遅れました
②昔のことなもので、よく覚えていません
→昔のことなので、よく覚えていません
③安かったものだから、たくさん買ってしまった
→安かったので、たくさん買ってしまった
【説明】
「〜もので」「〜ものだから」は原因・理由を表す表現です。この文型は「本当は〜したくなかったが、〜ので」というように、「予定外のことや不本意な理由があったので〜だ」と言いたい時によく使用されます。話し言葉では「〜もんで」「〜もんだから」が使われます。丁寧形として「〜ものですから」という言い方もあります😊
例:事故があったもんで、遅れちゃったんだ
昔のことなもんだから、よく覚えていないの
安かったものですから、たくさん買ってしまいました
【補足】
初級で勉強したように「〜から」は「〜ので」より、原因・理由を強調してしまいますから、謝る時には使用しないようにしましょう。「〜もので・〜ものだから」は「〜ので」に近い文型ですから、謝る時によく使われます😉
【「もの」シリーズ】
〜たいものだ・〜てほしいものだ
〜たものだ
〜たものではない
〜というもの(Nというもの)
〜ないものだろうか
〜ないものは〜ない
〜もの・〜んだもの
〜ものか
〜ものがある
〜ものだ(感慨)
〜ものだ(本来の性質・一般的な考え方)
〜ものだ・〜ものではない
〜もので・〜ものだから
〜ものと思っていた
〜ものなら
〜ものの
〜ものを
〜ようものなら