
【接続】
名詞[辞書形]+なりとも
【意味】
〜だけでもいいから
せめて〜だけでも
【例文】
①次(つぎ)のテストでは、多少(たしょう)なりともいい点(てん)が取れるようにしてください!
→少しだけでもいいから、いい点が取れるようにしてください!
②A:この歌手(かしゅ)は、すごくかわいいよね!
B:うん。チャンスがあるなら、一目(ひとめ)なりとも会ってみたいよ
→一目だけでもいいから、会ってみたいよ
③多少なりとも、みなさんのお役(やく)に立(た)てたようで嬉(うれ)しいです
→少しでも、みなさんのお役に立てたようで嬉しいです
④3歳(さい)の娘(むすめ)からは、一時(いちじ)なりとも目を離す(めをはなす)ことができない
→少しの間(あいだ)も目を離すことができない
⑤わずかなりとも家計(かけい)の足(た)しになればと思(おも)い、アルバイトを始(はじ)めました
→わずかでもいいから家計の足しになればと思い、アルバイトを始めました
【説明】
「〜なりとも」は「〜だけでもいいから」「〜だけでも」という意味(いみ)の文型(ぶんけい)です。最低限(さいていげん)の希望(きぼう)や条件(じょうけん)を表(あらわ)す文型で、「最低限〜だけでもいいから」と言いたい時に使われます。「多少なりとも」は「たとえ少しであっても」という意味で、よく使われる表現(ひょうげん)です。 似(に)ている文型に「せめて〜だけでも」があります。
「なり」がつく文型は他(ほか)にもありますので、復習(ふくしゅう)しておきましょう😉
【「なり」がつく文型】
【日本語文法リスト】

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