
【ただでさえ】
[意味]
普通の場合でも
普通の状態でも
[例文]
①ただでさえ忙(いそが)しいんだから、仕事を増(ふ)やさないでちょうだい!
→何もなくても忙しいんだから、さらに仕事を増やさないでちょうだい!
②ただでさえ安いお店(みせ)なのに、明日からセールをするんだって!
→いつも安いお店なのに、明日からセールをするんだって!
③ただでさえせまい部屋(へや)に、友達を2人も泊(と)めることなんてできないよ
→私一人でもせまい部屋なんだから、友達を2人も泊めることなんてできないよ
④ただでさえ給料(きゅうりょう)が安(やす)いのに、今年からボーナスがなくなるなんて…
→給料が安いのに、今年からボーナスがなくなって、さらに給料が減(へ)るなんて…
⑤ただでさえ人数(にんずう)が足(た)りないんだから、急(きゅう)に休(やす)まれたら困(こま)るよ
→いつも人数が足りない状態なんだから、急に休まれたら困るよ
[説明]
「ただでさえ〜」は「普通(ふつう)の場合(ばあい)でも〜」という意味の表現(ひょうげん)です。「ただでさえ〜のに」という形(かたち)がよく使われ、「普通の場合でも〜だから、普通ではない場合はもっと〜だ」と言いたい時に使われます。「〜さえ」は「〜も〜だから、他(ほか)はもちろん〜」という意味の強調(きょうちょう)を表(あらわ)す文型です。
「ただでさえ〜」は、日常会話(にちじょうかいわ)でもよく使われますので覚(おぼ)えておきましょう😉

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