【接続】
動詞・形容詞・名詞[普通形]+かというと〜ない
動詞・形容詞・名詞[普通形]+かといえば〜ない
【意味】
実際は〜ではない
実は〜ではない
【例文】
①日本料理は好(す)きだが、寿司(すし)が好きかというと、そうでもない
②高いものをプレゼントしたら彼女が喜(よろこ)ぶかというと、そうではないこともある
③お金持(かねも)ちが幸(しあわ)せかというと、そういうわけでもなさそうだ
④歌がうまければ誰でも歌手(かしゅ)になれるかというと、そうとは限(かぎ)らない
⑤仕事(しごと)はとても大変(たいへん)だが、辞(や)めたいかというと、そんなことはない
【説明】
「Aかというと〜ない」は「実際(じっさい)はAではない」「実(じつ)はAではない」という意味の文型です。「〜だからAだと思うのが当然(とうぜん)だが、実際はAではない」「普通(ふつう)に考(かんが)えるとAだと思われがちだが、実はAではない」と言いたい時に使われます。
[例]
①日本料理が好きだが、寿司が好きかというと、そうでもない
→日本料理が好きだから、お寿司も好きだと思われるのが当然だが、お寿司は好きではない
②高いものをプレゼントしたら彼女が喜ぶかというと、そうではないこともある
→高いものをプレゼントしたら彼女が喜ぶと思うのが普通だが、そうではないこともある
③お金持ちが幸せかというと、そういうわけでもなさそうだ
→普通に考えるとお金持ちは幸せだと思われがちだが、実際はそうではない
④歌がうまければ誰でも歌手になれるかというと、そうとは限らない
→歌がうまければ歌手になれると思うのが普通だが、そうとは限らない
⑤仕事はとても大変だが、辞めたいかというと、そんなことはない
→仕事が大変だと辞めたいと思っていると思われがちだが、そんなことはない
「〜かというと〜ない」は「〜とは限らない」「〜わけではない」「〜というものではない」などとよく使われますので、一緒(いっしょ)に覚えておきましょう😉
【関連文型】
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