【接続】
動詞[た形]+矢先(に)
動詞[意向形]+とした矢先(に)
動詞[意向形]+と思った矢先(に)
【意味】
〜したら、すぐに〜した
〜しようとしたら、〜した
【例文】
①ごはんを作り終(お)えた矢先(やさき)に、「夕飯(ゆうはん)はいらない」という電話がかかってきた
→ごはんを作り終えたら、「夕飯はいらない」という電話がかかってきた
②洗濯物(せんたくもの)を干(ほ)した矢先に雨が降(ふ)り出した
→洗濯物を干したら、すぐに雨が降り出した
③帰ろうとした矢先に、社長(しゃちょう)に呼(よ)ばれた
→帰ろうとしていたら、社長に呼ばれた
④休みなので映画(えいが)を見に行こうと思っていた矢先、仕事の電話が入った
→映画を見に行こうと思っていたら、仕事の電話が入った
⑤家を出ようとした矢先に、大雨(おおあめ)が降ってきた
→いえを出ようとしたら、大雨が降ってきた
【説明】
「A矢先(やさき)にB」は「Aしたら、すぐにBした」「Aようとしたら、Bした」という意味の文型です。「A」と「B」が、ほとんど同じ時に発生(はっせい)した時に使われます。「B」には意外(いがい)なことや、予想(よそう)しなかったことが入ります。「〜矢先に」の「に」は省略(しょうりゃく)することができます。
[例]
洗濯物を干した矢先に、雨が降り出した
=洗濯物を干した矢先、雨が降り出した
「〜矢先に」に似(に)ている文型を復習(ふくしゅう)しておきましょう😉
【類似文型】
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