【接続】
動詞・形容詞・名詞[普通形]+だろうか
【意味】
〜だろうか?いや、たぶん〜ないだろう
【例文】
①こんな話(はなし)、誰が信(しん)じてくれるだろうか…
②まったく悪(わる)いところがない人なんて、存在(そんざい)するだろうか
③彼の言っていることを信じてもいいだろうか
④自分(じぶん)の子供(こども)が大事(だいじ)じゃないと思う親(おや)なんて、この世(よ)にいるだろうか
*「世」とは「世の中(よのなか)」のことです
⑤一生懸命(いっしょうけんめい)働(はたら)いて稼(かせ)いだお金を捨(す)てる人など、どこにいるだろうか
【説明】
「Aだろうか」は[反語(はんご)]を表(あらわ)す文型で、「Aだろうか?いや、たぶんAないだろう」という意味で使われます。「Aだろうか」の形(かたち)で使われますが、「いや、たぶんAないだろう」という気持ちを強調(きょうちょう)する場合に使用(しよう)されます。
[例]
①こんな話、誰が信じてくれるだろうか…
→誰かが信じてくれるだろうか?いや、たぶん信じてくれる人はいないだろう
②まったく悪いところがない人なんて、存在するだろうか
→存在するだろうか?いや、たぶん存在しないだろう
③彼の言っていることを信じてもいいだろうか
→信じてもいいだろうか?いや、たぶん信じないほうがいいだろう
④自分の子供が大事じゃないと思う親なんて、この世にいるだろうか
→いるだろうか?いや、たぶんいないだろう
⑤一生懸命働いて稼いだお金を捨てる人など、どこにいるだろうか
→一生懸命働いて稼いだお金を捨てる人がいるだろうか?いや、どこにもいないだろう
[反語]を表す「〜だろうか」はとても難しいですね😨余裕(よゆう)がある人や、上級レベルの人は覚えておくといいと思います😊
【「だろう」がつく文型】
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