
【接続】
動詞[普通形]+だろうに
【意味】
〜したら、〜だったのに
〜しなかったら、〜だったのに
【例文】
①ちゃんと傘(かさ)を持っていったら、濡(ぬ)れなかっただろうに…
→傘を持っていったら、濡れなかったのに…
②もう少し早く家(いえ)を出ていたら、遅刻(ちこく)せずにすんだだろうに
→もう少し早く家を出ていたら、遅刻しないですんだのに
③A:なんでこんな簡単(かんたん)な問題(もんだい)を間違(まちが)えたの?
B:残(のこ)り時間が5分しかなくて、ちゃんと読んでなかったの
A:落ち着いて読んでいたら、間違えなかっただろうに
→落ち着いて読んでいたら、間違えなかったのに
④妻:あんな言い方をしたら、あの子が泣くに決(き)まってるでしょ!
夫:…すまん
妻:もっとやさしい言い方があっただろうに
→もっとやさしい言い方をしたら、あの子は泣かなかったと思うわよ
【説明】
「〜だろうに」は「〜したら、〜だったのに」「〜しなかったら、〜だったのに」 という意味の文型です。実際(じっさい)には起(お)こらなかったことに対(たい)して「〜したほうがよかったのに、〜しなかった」「〜するべきだったのに、〜しなかった」というように、残念(ざんねん)に思う気持ちを強調(きょうちょう)します。
「〜だろうに」には[同情(どうじょう)・批判(ひはん)]を表す用法(ようほう)もありますので、一緒(いっしょ)に覚えておきましょう😉
【「だろう」がつく文型】

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