
【接続】
動詞・形容詞・名詞[普通形]+だろうに
【意味】
きっと〜のに
たぶん〜のに
【例文】
①もっといい服(ふく)があっただろうに、なんでそれにしたの?
②本当は怒(おこ)りたかっただろうに、謝(あやま)ったら許(ゆる)してくれた
③A:うちの主人(しゅじん)は仕事(しごと)で疲(つか)れているだろうに、いつも家事を手伝ってくれるの
B:まあ、いいわね〜
④一人(ひとり)でこれだけの仕事をしたとは!大変(たいへん)だっただろうに…
⑤寒かっただろうに、10キロも歩いてきたなんて…
【説明】
「〜だろうに」は「きっと〜のに」「たぶん〜のに」という意味の文型です。多(おお)くの場合(ばあい)、話し手(はなして)の[同情(どうじょう)]や[批判(ひはん)]を表(あらわ)す場合(ばあい)に使われますが、[驚(おどろ)き]や[感激(かんげき)]などに使用(しよう)されることもあります。
[例]
①もっといい服があっただろうに、なんでそれにしたの?
→きっと、もっといい服があったのに、なんでそれにしたの?
【批判】
②本当は怒りたかっただろうに、謝ったら許してくれた
→たぶん怒りたかったのに、謝ったら許してくれた
【驚き】
③うちの主人は仕事で疲れているだろうに、いつも家事を手伝ってくれるの
→きっと仕事で疲れているのに、いつも手伝ってくれる
【感激】
④一人でこれだけの仕事をしたとは!大変だっただろうに…
→きっと大変だったと思うが、一人でこれだけの仕事をしたとは!
【同情】
⑤寒かっただろうに、10キロも歩いてきたなんて…
→きっと寒かったと思われるが、10キロも歩いてきたなんて…
【同情】
「〜だろうに」には「実際(じっさい)には起(お)こらなかったことを残念(ざんねん)に思う」という意味の用法(ようほう)もありますので、一緒(いっしょ)に覚えておきましょう😉
【「だろう」がつく文型】

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