【接続】
動詞[
動詞[
【意味】
〜したのではない
〜しようと思ったのではない
【例文】
①あなたのことを許(ゆる)したつもりはないからね!
→あなたのことを許したのではないからね
②娘:これ買ってくれるんでしょ?
母:そんなことを言ったつもりはないわ
→そんなことを言ったのではないわ
③馬鹿(ばか)にしたつもりはなかったの…ごめんね
→馬鹿にしようと思ったのではないの…ごめんね
④A:山田くん、すごく怒(おこ)ってたわよ!
B:え!?怒らせたつもりはないんだけどなぁ…
→怒らせようと思ったのではないんだけどなぁ…
⑤怒ったつもりはなかったが、彼女を泣(な)かせてしまった
→怒ったのではないが、彼女を泣かせてしまった
【説明】
「Aたつもりはない」は「Aしたのではない」「Aしようと思ったのではない」という意味の文型です。自分のしたこと「A」に対(たい)する相手(あいて)の判断(はんだん)や誤解(ごかい)を否定(ひてい)する場合(ばあい)に使われます。
[例]
①あなたのことを許したつもりはないからね!
【相手の判断・誤解】許してくれた
→許したのではない
②娘:これ買ってくれるんでしょ?
母:そんなことを言ったつもりはないわ
【娘の判断・誤解】これを買ってくれる
→「買ってあげる」とは言っていない
③馬鹿にしたつもりはなかったの…ごめんね
【相手の判断・誤解】馬鹿にされた
→馬鹿にしたのではない
④A:山田くん、すごく怒ってたわよ!
B:え!?怒らせたつもりはないんだけどなぁ…
【山田くんの判断・誤解】ムカつくことを言われた
→怒らせようと思っていない
⑤怒ったつもりはなかったが、彼女を泣かせてしまった
【彼女の判断・誤解】怒られた
→怒っていない
「〜つもりではない」は、勉強する機会(きかい)がすくない文型です。上級レベルの人は覚えておくといいと思います。また、「つもり」がつく文型はたくさんありますので、復習(ふくしゅう)しておきましょう😉
【「つもり」がつく文型】
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