【接続】
動詞［辞書形］＋ことなくしては
名詞［辞書形］＋なくしては


【意味】
〜がなければ〜ない
〜がなければ〜できない


【例文】
①努力（どりょく）なくしては、N１には合格（ごうかく）できないわよ
→努力がなければ、N１には合格できないわよ　

②みんなの協力（きょうりょく）なくしては、成功（せいこう）できなかっただろう
→みんなの協力がなければ、成功はできなかっただろう

③親（おや）の援助（えんじょ）なくしては大学には行けない
→親の援助がなければ大学には行けない

④話し合いなくしては、問題（もんだい）は解決（かいけつ）しないと思います
→話し合いがなければ、問題は解決しないと思います

⑤彼なくしては、今回の試合（しあい）には勝（か）てなかっただろう
→彼がいなければ、今回の試合には勝てなかっただろう


【説明】
「AなくしてはBない」は「AがなければBない」「AがなければBできない」という意味の文型です。これは「Aがなかったら、Bは成立（せいりつ）しない」と言いたい時に使う文型で、「A」がとても重要（じゅうよう）だということを強調（きょうちょう）します。「〜なくしては」の「は」は、省略（しょうりゃく）されることもあります。「A」に動詞（どうし）が入る場合（ばあい）は「V辞＋ことなくしては〜ない」になります。

［例］
努力することなくしては、N１に合格できないわよ


「〜なくしては〜ない」は「〜なしでは〜ない・〜なしには〜ない」よりかたい言い方です。「〜なしでは〜ない・〜なしには〜ない」の復習（ふくしゅう）をしておきましょう😊



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