あけましておめでとうございます🎍🎍
今年(ことし)も「絵でわかる日本語」をよろしくお願(ねが)いします😊



さて、みなさんは「一富士二鷹三茄子(いちふじにたかさんなすび)」ということわざを聞(き)いたことがありますか?

blog一富士二鷹三茄子
【一富士二鷹三茄子(いちふじにたかさんなすび)】


「一富士二鷹三茄子」とは、初夢(はつゆめ)に見ると縁起(えんぎ)がいいものを表(あらわ)したことわざです。


「一富士二鷹三茄子」は、夢に出(で)てきたら縁起がいい順番(じゅんばん)を並(なら)べたものです。


初夢というのは「大晦日(おおみそか)の夜(よる)から新年(しんねん)の朝(あさ)にかけて見る夢」「1月1日の夜(よる)に見る夢」のことで、新年(しんねん)になってから初めて見る夢のことを表します。


では、いったいなぜ「一富士二鷹三茄子」が初夢に見るといいと言われるようになったのでしょうか?




理由(りゆう)はいくつかあるようですが、有名(ゆうめい)なものの一つに「富士=無事」「富士=不死」「鷹=高い」「なすび=成す」というように、それぞれが縁起のいい言葉(ことば)と音(おと)が似(にている)ているというものがあります。


富士(ふじ)=無事(ぶじ)
富士(ふじ)=不死(ふし)
鷹(たか)=高い(たかい)
なすび=成す(なす


並べてみると、音が似ているのがわかると思います😊ちなみに「成す」というのは、「何(なに)かを達成(たっせい)する」「何かをやりとげる」という意味です。


もう一つ有名なものとして、徳川家康(とくがわいえやす)が「富士山」「鷹狩(たかが)り」「なす」が大好(だいす)きだったからという説(せつ)もあります。


このようなことから「一富士二鷹三茄子」は縁起がいいものとして、初夢に見るといいと言われてきました。「一富士二鷹三茄子」が縁起がいいと言われるようになった理由は、まだ他(ほか)にもありますので、興味(きょうみ)がある人は調(しら)べてみてくださいね😉




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