【接続】
名詞[辞書形]+にあっても
【意味】
〜でも
【例文】
①あのケーキ屋さんは、最近の不況下(ふきょうか)にあっても売り上げが上がっているらしい
②彼は苦しい状況(じょうきょう)にあっても、あきらめずにがんばっている
③サラリーマンやOLは、これほどの大雪(おおゆき)にあっても会社に行かなければいけない
④彼女は就職(しゅうしょく)するのが難しい状況にあっても、5つも内定(ないてい)をもらっているそうだ
【説明】
「AにあってもB」は「Aという特別(とくべつ)な状況でもB」という意味の文型です。「Aの状況でも、Bという意外(いがい)な結果(けっか)になっている」と言いたい時に使われ、「B」には「A」の状況から予想(よそう)したことと反対(はんたい)のことが入ります。かたい書き言葉です。
[例]
①あのケーキ屋さんは、最近の不況下にあっても売り上げが上がっているらしい
【予想】売り上げは下がるだろう
→不況下なのに売り上げが上がっているらしい
②彼は苦しい状況にあっても、あきらめずにがんばっている
【予想】苦しいからあきらめるだろう
→苦しい状況でも、あきらめずにがんばっている
③サラリーマンやOLは、これほどの大雪にあっても会社に行かなければいけない
【予想】大雪だから会社に行かなくてもいいだろう
→これほどの大雪でも、会社に行かなければいけない
④彼女は就職するのが難しい状況にあっても、5つも内定をもらっているそうだ
【予想】内定をもらうのは難しいだろう
→就職するのが難しい状況でも、5つも内定をもらっているそうだ
類似文型に「〜にあって」「〜にあっては」がありますので一緒(いっしょ)に覚えておきましょう😉
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