【接続】
動詞・形容詞[普通形]+せいにする
名詞[辞書形]+のせいにする
【意味】
〜になったのは、〜が原因(げんいん)だ
〜になったのは、〜の責任(せきにん)だ
〜になったのは、〜が悪(わる)いからだ
【例文】
①娘:お母さんが、こんなところにクッキーを置(お)くから食べちゃったじゃない!
母:お母さんのせいにしないでちょうだい
②何(なん)でも他人(たにん)のせいにするのはやめなさい
③彼は失敗(しっぱい)をすると、いつも同僚(どうりょう)のせいにする
④A:遅(おく)れてごめ〜ん!すごく雨が降(ふ)ってたからさ〜
B:雨が降っていなくても遅れるくせに…雨のせいにしないで!
⑤母:今月(こんげつ)の電気代(でんきだい)、高かったわ…
娘:エアコンが古(ふる)いからだよ!新(あたら)しいのを買おうよ〜
母:あなたがつけっぱなしにするからよ!エアコンが古いせいにしないの!
【説明】
「Aせいにする」は「〜になったのは、Aが原因(げんいん)だ」「〜になったのは、Aの責任(せきにん)だ」という意味の文型です。よくない結果(けっか)が起こったことの責任は「A」だと強調(きょうちょう)して言う時(とき)に使われます。ほとんどの場合(ばあい)、「本当の原因はAではないのに…」という非難(ひなん)の気持(きも)ちを込(こ)めて使用されます。
[例]
①娘:こんなところにケーキを置くから食べちゃったでしょ!
母:お母さんのせいにしないでよ
→ケーキを食べちゃったのは、お母さんの責任だ
「お母さんの責任ではないのに…」という気持ちを表す
②何でも他人のせいにするのはやめなさい
→何でも他人が悪いと言うのはやめなさい
「他人が悪いのではないのに…」という気持ちを表す
③彼は失敗をすると、いつも同僚のせいにする
→いつも同僚が悪いと言う
「同僚の責任ではないのに…」という気持ちを表す
④A:遅れてごめんね!すごく雨が降ってたからさ〜
B:雨が降っていなくても遅れるくせに…雨のせいにしないで!
→雨が原因で遅れたなんて言わないで!
「本当は雨が原因ではないのに…」という気持ちを表す
⑤母:今月の電気代、高かったわ…
娘:エアコンが古いからだよ!新しいのを買おうよ〜
母:あなたがつけっぱなしにするからよ!エアコンが古いせいにしないの!
→エアコンが古いからだと言わないの!
「エアコンが古いのが原因ではない」という気持ちを表す
「〜せいで・〜せいか」と一緒(いっしょ)に覚えておきましょう😊
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