【接続】
名詞[辞書形]+としては
【意味】
〜の立場(たちば)から言えば
〜の点(てん)から考えると
【例文】
①彼氏(かれし)としては「まずい」とは言えないだろうな…
→彼氏の立場から言えば、「まずい」とは言えないだろうな…
②学校としては、アルバイトをしてもいいとは言えません
→学校は、アルバイトをしてもいいとは言えません
③私としては、彼の意見(いけん)には賛成(さんせい)できません
→私の立場から言うと、彼の意見には賛成できません
④彼女としては、会社(かいしゃ)を辞(や)めるしかなかったんだろう
→彼女の立場から考えると、辞めるしかなかったんだろう
⑤当店(とうてん)としましては、お客様のご要望(ようぼう)にはお応(こた)えいたしかねます
→当店は、お客様のご要望にはお応えいたしかねます
【説明】
「Aとしては」は「Aの立場(たちば)から言えば」「Aの点(てん)から考えると」という意味の文型です。「A」には[人][組織(そしき)][グループ]などが入ります。「〜としては」の「は」は省略(しょうりゃく)できません。また例文⑤のように、丁寧(ていねい)な形(かたち)は「〜としましては・〜といたしましては」になります。
[例]
当店としましては、お応えいたしかねます
=当店といたしましては、お応えいたしかねます
類似文型に[立場・資格・名目]を表す「〜として」がありますので、復習しておきましょう。
【関連文型】
【類似文型】
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