【接続】
名詞[辞書形]+にして
【意味】
〜で
〜になって
【例文】
①3回目にして、やっとN1に合格することができた
→3回目で、やっとN1に合格することができた
②あの子は9歳(さい)にして大学に合格したそうだ
→9歳で大学に合格したそうだ
③A:彼女は、45歳にして孫(まご)が生(う)まれたらしいよ!
B:すご〜い!若いおばあちゃんだね
→45歳で孫が生まれたらしいよ!
④昔(むかし)お母さんが言っていたことが、今にしてようやくわかった
→今になってようやくわかった
⑤あの二人が結婚30年目にして離婚(りこん)するとは想像(そうぞう)すらしなかった
→結婚30年目で離婚するとは想像すらしなかった
【説明】
「Aにして」は「Aで」「Aになって」という意味の文型です。「A」の段階(だんかい)になって、はじめて何かが起こったと強調(きょうちょう)して言いたい時に使われます。「A」には[時間][回数(かいすう)][年齢(ねんれい)]などが入ります。多くの場合、驚(おどろ)きの気持ちを込(こ)めて使用されます。
[「〜にして」とよく使われる表現]
・〜にして+やっと
・〜にして+ようやく
・〜にして+初(はじ)めて
「〜にして」には、他(ほか)にも用法(ようほう)がありますので一緒に覚えておきましょう。
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