【接続】
動詞[辞書形]+かと思うと
動詞[た形]+かと思ったら
【意味】
〜したら、すぐに〜
〜するのと、ほとんど同時(どうじ)に
【例文】
①空(そら)が暗(くら)くなってきたと思うと、雨が降(ふ)り出した
→空が暗くなってきたら、すぐに雨が降り出した
②娘(むすめ)は学校から帰ってきたと思うと、またすぐに出かけていった
→学校から帰ってくると、またすぐに出かけていった
③空が光(ひか)ったと思うと、雷(かみなり)が鳴(な)った
→空が光ったら、すぐに雷が鳴った
④彼女は、下を向(む)いたかと思うと泣き始(はじ)めた
→下を向くと、すぐに泣き始めた
⑤兄は、ぼくの顔(かお)を見たかと思うと殴(なぐ)りかかってきた
→ぼくの顔を見ると、すぐに殴りかかってきた
【説明】
「Aと思うとB・Aと思ったらB」は「Aすると、すぐにB」「Aするのとほとんど同時(どうじ)にB」という意味の文型です。この文型は、話し手の【驚(おどろ)き】や【意外(いがい)だと思う気持ち】が入ります。「Aの後(あと)、すぐに続(つづ)いてBという意外なことが起(お)こった」と言いたい時に使います。また、「〜と思うと」は「〜かと思うと」「〜と思ったら」「〜かと思ったら」にチェンジすることができます。
[例]
空が暗くなってきたと思うと、雨が降り出した
=空が暗くなってきたかと思うと、雨が降り出した
=空が暗くなってきたと思ったら、雨が降り出した
=空が暗くなってきたかと思ったら、雨が降り出した
また、自分のことには使えませんので注意(ちゅうい)しましょう。
[例]
❌私は家に帰ったと思うと、また出かけた
⭕️私は家に帰ると、またすぐに出かけた
「〜と思うと・〜と思ったら」には【速い変化】を表す用法(ようほう)もありますので、一緒(いっしょ)に覚えておきましょう😊
【関連文型】
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