【接続】
名詞[辞書形]+を余儀なくさせる
【意味】
〜しなければいけない状態(じょうたい)にさせる
【例文】
①水不足(みずぶそく)は野菜(やさい)の値上(ねあ)げを余儀(よぎ)なくさせた
→水不足が野菜の値上げをしなければいけない状態にさせた
②大雨(おおあめ)はイベントの中止(ちゅうし)を余儀なくさせた
→大雨がイベントを中止しなければいけない状態にさせた
③事故(じこ)のケガは彼に入院生活(にゅういんせいかつ)を余儀なくさせた
→事故のケガは、入院生活をしなければいけない状態にさせた
④土砂崩(どしゃくず)れは住民(じゅうみん)に避難(ひなん)を余儀なくさせた
→土砂崩れが避難しなければいけない状態にさせた
【説明】
「Aを余儀(よぎ)なくさせる」は「Aしなければいけない状況(じょうきょう)にさせる」という意味の文型です。「原因(げんいん)があって、Aをしなければいけない状況にさせる」と言いたい時に使います。「〜を余儀なくさせる」は使役形(しえきけい)で【原因】が主語(しゅご)になります。
「〜を余儀なくさせる」と混乱(こんらん)しやすい文型に「〜を余儀なくさせる」があります。どちらも書き言葉で、会話(かいわ)で使われることはほとんどありませんがN1の文型として区別(くべつ)して覚えておきましょう。
【関連文型】
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