
【接続】
動詞[ない形]+でいる
動詞[
【意味】
〜しない状態(じょうたい)を続(つづ)けている
〜できないままの状態でいる
【例文】
①彼(かれ)は、彼女(かのじょ)に甘(あま)いものが苦手(にがて)だと言(い)えないでいる
彼は、彼女に甘いものが苦手だと言えずにいる
→甘いものが苦手だと言えないままの状態(じょうたい)を続(つづ)けている
②お腹(なか)が痛(いた)くて、昨日(きのう)から何(なに)も食(た)べないでいる
お腹が痛くて、昨日から何も食べずにいる
→何も食べられないままの状態でいる
③先生(せんせい):この文法(ぶんぽう)は大切(たいせつ)ですので、忘(わす)れないでいてくださいね
先生:この文法は大切ですので、忘れずにいてくださいね
→忘れない状態でいてくださいね(忘れないでくださいね)
④彼女は口(くち)がかたいから、きっと誰(だれ)にも秘密(ひみつ)を言(い)わないでいるよ
彼女は口がかたいから、きっと誰にも秘密を言わずにいるよ
→誰にも言わない状態でいるよ
⑤彼は、たばこを吸(す)わないでいると怒(おこ)りっぽくなるようだ
彼は、たばこを吸わずにいると怒りっぽくなるようだ
→たばこを吸わない状態でいると怒りっぽくなるようだ
⑥A:今年(ことし)の抱負(ほうふ)は何(なに)?
B:お酒(さけ)をやめること!
A:へえ〜
B:もう2週間(しゅうかん)お酒を飲(の)まないでいるよ
B:もう2週間お酒を飲まずにいるよ
【説明】
「〜ないでいる・〜ずにいる」は「〜しない状態(じょうたい)を続(つづ)けている」「〜できないままの状態でいる」という意味(いみ)の文型(ぶんけい)です。「〜ないでいる」と「〜ずにいる」はチェンジすることができます。主語(しゅご)には「人(ひと)」「動物(どうぶつ)」「グループ」「組織(そしき)」など、意志動詞(いしどうし)を使(つか)うものが入(はい)りますので、自然現象(しぜんげんしょう)などには使(つか)えません。
[例]
❌今年(ことし)は雪(ゆき)が降(ふ)らないでいる
❌台風(たいふう)なのに、まったく風(かぜ)が吹(ふ)かないでいる
また「〜ずにいる」を「する」に使う場合は、「〜しずにいる」ではなく「〜せずにいる」になります。
[例]
❌彼は、まだ宿題(しゅくだい)をしずにいる
⭕️彼は、まだ宿題をせずにいる
「〜ないで・〜ずに」がつく文型はたくさんあります。「〜ないで」と「〜ずに」は一緒(いっしょ)に覚(おぼ)えておきましょう😀
【「〜ないで・〜ずに」がつく文型】

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