
【接続】
動詞[辞書形]+の+はおろか
名詞[辞書形]+はおろか
【意味】
〜はもちろん、〜も
〜は当然(とうぜん)として、〜も
【例文】
①お父(とう)さんは料理(りょうり)のし方(かた)はおろか、野菜(やさい)の洗(あら)い方も知(し)らない
→お父さんは料理のし方はもちろん、野菜の洗い方も知らない
②この村(むら)にはスーパーはおろか、コンビニすらない
→この村にはスーパーはもちろん、コンビニすらない
③マイクは日本人(にほんじん)と結婚(けっこん)したのに、漢字(かんじ)はおろかひらがなさえ読(よ)めない
→漢字はもちろん、ひらがなさえ読めない
④のどが痛(いた)くて、ジュースはおろか水(みず)を飲(の)むこともできない
→ジュースはもちろん、水も飲むこともできない
⑤このアパートにはお風呂(ふろ)はおろか、トイレもない
→お風呂はもちろん、トイレもない
⑥足(あし)の骨(ほね)が折(お)れてしまったので、歩(ある)くのはおろか立(た)つことさえできない
→歩くのはもちろん、立つことさえできない
【説明】
「AはおろかB」は「Aはもちろん、Bも〜」という意味(いみ)の文型(ぶんけい)です。後(うし)ろにはよくないことがきますので、ほとんどの場合(ばあい)は否定形(ひていけい)が使(つか)われます。「B」には「A」よりも【程度(ていど)がすごいもの】や【程度がひどいもの】が入(はい)ると覚(おぼ)えておきましょう。
[例]
①お父さんは料理のし方はもちろん、野菜の洗い方も知らない
【A】料理のし方
【B】野菜の洗い方
→野菜の洗い方を知らないことは料理のし方を知らないよりもひどい
②この村にはスーパーはおろか、コンビニすらない
【A】スーパー
【B】コンビニ
→スーパーよりもコンビニがないことの方がひどい
③マイクは日本人と結婚したのに、漢字はおろかひらがなさえ読めない
【A】漢字
【B】ひらがな
→漢字が読めないよりひらがなが読めない方がひどい
④のどが痛くて、ジュースはおろか水を飲むこともできない
【A】ジュース
【B】水
→ジュースが飲めない状態より水が飲めない状態の方がひどい
⑤このアパートにはお風呂はおろか、トイレもない
【A】お風呂
【B】トイレ
→お風呂がないことより、トイレがないことの方がひどい
⑥足の骨が折れてしまったので、歩くのはおろか立つことさえできない
【A】歩く
【B】立つ
→歩くことができないことより、立つこともできない方が骨折の状態がひどい
「〜はおろか」とよく一緒(いっしょ)に使われる文型を復習(ふくしゅう)しておきましょう。
[「〜はおろか」とよく使われる文型]
・〜はおろか+〜も
・〜はおろか+〜さえ
・〜はおろか+〜すら
・〜はおろか+〜まで
「〜はおろか」はかたい言(い)い方です。N1を受(う)ける人はしっかりと覚(おぼ)えておきましょう。

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