blogともなく(無意識)
【接続】
動詞[辞書形]+ともなく


【意味】
〜しようというつもりなく、〜する


【例文】
①読(よ)むともなく雑誌(ざっし)を読(よ)んでいたら、山田(やまだ)くんが載(の)っていた
→なんとなく雑誌を読んでいたら、山田くんが載っていた

②毎日(まいにち)韓(かん)ドラを見ていたら、韓国語(かんこくご)を覚(おぼ)えるともなく覚えてしまった
→韓国語を覚えようというつもりはなかったが覚えてしまった
*「韓ドラ」とは「韓国ドラマ」のことです😊


③ラジオを聞(き)くともなく聞いているうちに寝(ね)てしまった
→なんとなくラジオを聞いていたら、寝てしまった


④何(なに)を考(かんが)えるともなく、一日中(いちにちじゅう)ぼうっとしていた
→特(とく)に何も考えずに、一日中ぼうっとしていた

⑤子供(こども)は、誰(だれ)から習(なら)うともなく言葉(ことば)を覚(おぼ)えてしまう
→習おうという意志がなくても、自然(しぜん)に覚えてしまう


【説明】
「〜ともなく」は「〜しようというつもりなく、なんとなく〜する」という意味(いみ)の文型(ぶんけい)です。この文型は、「はっきりとした目的(もくてき)がなく〜する」という意味を表(あらわ)すもので、無意識(むいしき)に何(なに)かをするという時に使われます。多くの場合「AともなくA」というように、同じ動詞(どうし)を繰(く)り返(かえ)して使います。よく一緒(いっしょ)に使われる動詞をいくつか覚えておきましょう😊

[「〜ともなく」とよく一緒に使われる動詞]
見るともなく
話(はな)すともなく
聞くともなく
言(い)うともなく
考えるともなく 


「〜ともなく」には【不確(ふたし)か】を表すものもありますので、一緒に覚えておきましょう😀
 


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