【接続】
動詞[
動詞[た形]+が最後
【意味】
〜したら、〜のような悪(わる)い結果(けっか)になる
【例文】
①あのクッキーは食(た)べ始(はじ)めたら最後(さいご)、食べ続(つづ)けてしまうよ…
→あのクッキーは食べ始めたら食べ続けてしまうよ
[悪い結果]クッキーがなくなるまで食べ続けてしまう
②カンニングなんてしたら最後、退学(たいがく)になる
→カンニングなんてしたら、退学になる
[悪い結果]退学
③山田(やまだ)くんがマイクを持(も)ったら最後、歌(うた)い続けるよ…
→山田くんがマイクを持ったら、歌い続けるよ
[悪い結果]一人(ひとり)で歌い続ける
④失敗(しっぱい)したら最後、首(くび)にされてしまう
→失敗したら、首にされてしまう
[悪い結果]首になる
⑤彼(かれ)にお金(かね)を貸(か)したら最後、絶対(ぜったい)に返(かえ)してもらえないよ
→彼にお金を貸したら、絶対に返してもらえないよ
[悪い結果]お金が返ってこない
⑥このドラマは見(み)だしたら最後、続きが気(き)になって寝(ね)られなくなるそうだ
→ドラマを見だしたら、続きが気になってなられなくなる
[悪い結果]寝られなくなる
【説明】
「〜たら最後・〜が最後」は「〜したら、〜のような悪(わる)い結果(けっか)になる」という意味の文型です。これは「一度〜したら〜のような悪い結果になって、元(もと)に戻(もど)ることができない」と言いたい時に使われます。後(うし)ろには【悪い結果】【よくないこと】が入(はい)ると覚えておきましょう。また「〜たら最後」は「〜が最後」にチェンジすることができます😊
[例]
①あのクッキーは食べ始めたら最後、食べ続けてしまうよ…
=あのクッキーは食べ始めたが最後、食べ続けてしまうよ…
②カンニングなんてしたら最後、退学になる
=カンニングなんてしたが最後、退学になる
【余裕がある人へ】
「〜たら最後・〜たが最後」には「〜たら最後だ。・〜が最後だ。」という形(かたち)もあります。悪い結果を表す部分(ぶぶん)が省略(しょうりゃく)される形です。
[例]
カンニングなんてしたら最後だ
彼にお金を貸したら最後だよ…
「〜たら最後」は「〜が最後」に比(くら)べて口語的(こうごてき)です。N1を受(う)ける人はどちらも覚えておきましょう😀
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