blogをきっかけに
【接続】
名詞[辞書形]+をきっかけに 
名詞[辞書形]+をきっかけにして 
名詞[辞書形]+をきっかけとして
動詞[普通形]+のをきっかけに


【意味】
〜があったから、〜するようになった
〜が動機(どうき)になって〜



【例文】
①海外旅行(かいがいりょこう)をきっかけに、英語(えいご)を始(はじ)めたの
→海外旅行をして、英語を勉強(べんきょう)するようになった


②日本(にほん)のアニメを見(み)たのをきっかけに、日本(にほん)へ留学(りゅうがく)したいと思(おも)うようになりました
→日本のアニメを見て、日本へ留学したいと思うようになった

③お父(とう)さんは、病気(びょうき)をきっかけにタバコを吸(す)わなくなった
→病気になったということがあったから、タバコを吸わなくなった

④彼女(かのじょ)は、結婚(けっこん)をきっかけに仕事(しごと)を辞(や)めた 
→結婚をして、仕事を辞めた

⑤あの俳優(はいゆう)は、あの映画(えいが)をきっかけに有名(ゆうめい)になった 
→あの映画に出(で)てから、有名になった


【説明】
「〜をきっかけに・〜をきっかけにして・〜をきっかけとして」は「〜があったから〜するようになった」「〜が動機(どうき)になって〜」という意味を表(あらわ)す文型(ぶんけい)です。「AをきっかけにB」の形(かたち)で使われ「AがあったからBするようになった」「AしたからBするようになった」というように、「B」をするようになった動機を表します😊「〜をきっかけに」は「〜をきっかけにして」「〜をきっかけとして」にチェンジすることができます。

[例]
海外旅行をきっかけに、英語を始めた
=海外旅行をきっかけにして、英語を始めた
=海外旅行をきっかけとして、英語を始めた

また、動詞(どうし)と使う場合(ばあい)は「動詞+のをきっかけに」という形が使われます。

[例]
病気をきっかけにタバコを吸わなくなった
=病気になったのをきっかけにタバコを吸わなくなった
=病気になったのをきっかけにしてタバコを吸わなくなった
=病気になったのをきっかけとしてタバコを吸わなくなった


【上級レベルの人へ】
N1の文型に「〜を皮切りに・〜を皮切りにして」という文型があります。これは「〜から始まって、次々に(同じことが起きる)」という意味で【同類行為(どうるいこうい)の発生(はっせい)】を表します。「〜をきっかけに」と混乱(こんらん)しがちですが、しっかりと区別(くべつ)をして覚えておきましょう😀


【関連文型】
 



【日本語文法リスト】



語学(日本語)ランキング
にほんブログ村 外国語ブログ 日本語(外国語)へ
にほんブログ村
にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
にほんブログ村
にほんブログ村 外国語ブログへ
にほんブログ村