
【接続】
動詞[
【意味】
〜できない
〜したくても〜できない
【例文】
①料理(りょうり)をしていたら、お母(かあ)さんが見(み)かねて手伝(てつだ)いに来(き)てくれた
→お母さんは、見ていられなくなって手伝に来てくれた
(復習:〜ている(進行中))
②卒業(そつぎょう)したら、留学(りゅうがく)するか就職(しゅうしょく)するか決(き)めかねている
(復習:〜ている(結果の状態))
③そのアイデアには賛成(さんせい)しかねます…
④そちらはセール品(ひん)ですので、返品(へんぴん)はいたしかねます
⑤すみませんが、その質問(しつもん)には答(こた)えかねます…
【説明】
「〜かねる」は「〜できない」「〜したくても〜できない」という意味(いみ)を表(あらわ)す文型(ぶんけい)です。状況(じょうきょう)や、話者(わしゃ)の立場(たちば)から「〜することは不可能(ふかのう)だ」「〜することできない」と言(い)いたい時(とき)に使(つか)われます。能力(のうりょく)を表す場合(ばあい)には使(つか)うことができませんので気(き)をつけましょう😨
[例]
❌私(わたし)は英語(えいご)が話(はな)しかねない
⭕️私は英語が話せない
⭕️私は英語を話すことができない
【余裕のある人へ】
「決(き)めるに決めかねる」「見るに見かねて〜」は慣用表現(かんようひょうげん)として覚(おぼ)えておきましょう😉
決めるに決めかねる→決めたくても、なかなか決められない
見るに見かねて→困(こま)っている人を見ているのがつらいので(手伝う)
(復習:なかなか〜ない)
[例]
留学するか就職するか、決めるに決めかねている
お母さんが、見るに見かねて手伝ってくれた
「〜かねる」は、かたい言い方で【書き言葉】として使われ、漢字(かんじ)では「〜兼ねる」と書きます。また、N2の文型「〜かねない」は似(に)ている文型に見えますが、全(まった)く意味が違いますので区別(くべつ)をして覚えておきましょう😀

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