【接続】
名詞[辞書形]+に至るまで
【意味】
〜から〜まで
〜までも
【例文】
①お母さんは和食(わしょく)はもちろん、イタリアンから中華(ちゅうか)料理に至(いた)るまで何でも作れる
②あの映画(えいが)は子供(こども)から大人(おとな)に至るまで、みんなに人気(にんき)だ
③あのコンビニでは、食べ物から服(ふく)に至るまで何でも買うことができる
(復習:〜ことができる(可能))
④昨日は、北海道(ほっかいどう)から九州(きゅうしゅう)に至るまで大雨(おおあめ)が降った
⑤ゲリラ豪雨(ごうう)のせいで、服からバッグの中に至るまでずぶ濡(ぬ)れになってしまった
(復習:ゲリラ豪雨)
(復習:〜てしまう(完了・状態))
*「ずぶ濡れ」とは「服などがすごく濡れてしまう」という意味です
【説明】
「〜に至るまで」は「(〜から)〜まで」という意味で【範囲(はんい)】を表す文型です。この文型は「範囲が大きい」という意味で、ほとんどの場合は「〜から〜に至るまで」の形(かたち)で使われます。「〜から〜までの全(すべ)ての範囲で〜」と言いたい時に使用(しよう)します。
[例]
①お母さんは和食はもちろん、イタリアンから中華料理に至るまで何でも作れる
→和食から中華料理まで、作れる料理の範囲は広い
②あの映画は子供から大人に至るまで、みんなに人気だ
→子供から大人まで、広い範囲の人に人気だ
③あのコンビニでは、食べ物から服に至るまで何でも買うことができる
→食べ物から服まで、買えるものの範囲が広い
④昨日は、北海道から九州に至るまで大雨が降った
→北海道から九州まで、広い範囲で大雨が降った
⑤ゲリラ豪雨のせいで、服からバッグの中に至るまでずぶ濡れになってしまった
→服からバッグの中まで、全部がずぶ濡れになってしまった
「〜に至るまで」はかたい言い方ですので【書き言葉】として使われると覚(おぼ)えておきましょう😀
【「まで」がつく文型】
〜たまでだ・〜たまでのことだ
〜たらそれまでだ・〜ばそれまでだ
〜ないまでも
〜に至るまで
〜までして
〜までだ・〜までのことだ(V辞+までだ)
〜までに
〜までになる
〜までもない
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