【接続】
動詞[辞書形]+ことには
【意味】
(〜が)〜と言(い)っている
【例文】
①山田(やまだ)くんの言(い)うことには、今日(きょう)はパフェが半額(はんがく)だそうよ!
→山田くんが「今日はパフェが半額だ」と言(い)っている
(復習:〜そうだ(伝聞))
②お母(かあ)さんの言(い)うことには、駅前(えきまえ)に新(あたら)しいデパートができるそうだ
→お母さんが「駅前に新しいデパートができる」と言っている
③彼女(かのじょ)の言うことには、今年(ことし)のN1はとても難(むずか)しかったらしい
→彼女が「今年のN1はとても難しかった」と言っている
(復習:〜らしい(推量))
④お父(とう)さんの言うことには、明日(あす)大(おお)きな台風(たいふう)が上陸(じょうりく)するそうだ
→お父さんが「明日大きな台風が上陸する」と言っている
⑤先生(せんせい)の言うことには、山田(やまだ)くんはカゼで休(やす)みとのことだ
→先生が「山田くんはカゼで休みだ」と言っている
(復習:〜とのことだ)
【説明】
「〜ことには」は「AのBことには」の形(かたち)で使われ、「Aが〜と言(い)っている」という意味(いみ)で使(つか)われます。ほとんどの場合(ばあい)「B」には「言う」が入(はい)りますので「〜の言うことには〜」と覚(おぼ)えておくといいと思(おも)います。「言う」の他(ほか)には「おっしゃる」も使われます😊
[例]
先生のおっしゃることには、山田くんはカゼで休みとのことだ
また「〜の言うことには」は、よく伝聞表現(でんぶんひょうげん)と一緒(いっしょ)に使われます。
[「〜の言うことには」とよく使われる表現]
・〜の言うことには+〜そうだ
・〜の言うことには+〜らしい
・〜の言うことには+〜ということだ
・〜の言うことには+〜とのことだ など
(復習:〜ということだ)
「〜ことには」は勉強(べんきょう)する機会(きかい)が少(すく)ない文型ですが、上級(じょうきゅう)レベルの人(ひと)は「ことシリーズ」の1つとして覚えておきましょう。
【「こと」シリーズ】
〜こと(命令)
〜ことか
〜ことから
〜ことがある
〜ことができる(可能)
〜ことができる(能力)
〜ことこの上ない
〜ことだ・〜ないことだ
〜ことだから
〜ことだし
〜ことで(Nのことで)
〜こととて
〜ことなしに
〜ことなく
〜ことに(は)
〜ことにしている
〜ことにする
〜ことになっている
〜ことになる・〜こととなる
〜ことには
〜ことは〜が①(形容詞・名詞)
〜ことは〜が②(動詞)
〜ことはない
〜ことはならない
〜たことがある(経験)
〜だこと!
(〜は)〜てのこと
〜ても〜すぎることはない
〜ということだ
〜とのことだ
〜ないこともない
〜ないことには
〜なかったことがある
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