
【接続】
動詞[辞書形]+ばかりの+名詞
形容詞[辞書形]+ばかり+名詞
【意味】
まるで〜かのように、とても〜
【例文】
①あの指輪(ゆびわ)は輝(かがや)くばかりの美(うつく)しさだったね
→まるで輝いているかのようにとても美しさだったね
②まばゆいばかりの夏(なつ)の陽(ひ)の光(ひかり)を浴(あ)びる
→まぶしくて、目を開けていられないくらい、とても強(つよ)い陽の光を浴びる
*「陽の光」とは「太陽(たいよう)の光」のことです
③彼女(かのじょ)のまばゆいばかりの笑顔(えがお)はステキだ
→彼女のとても美しい笑顔はステキだ
④透(す)き通(とお)るばかりの白(しろ)い肌(はだ)になりたいものだわ…
→まるで透き通っているかのような白い肌になりたいものだわ
(復習:〜たいものだ)
⑤A:彼女(かのじょ)は毎日(まいにち)5時間(じかん)日本語(にほんご)を勉強(べんきょう)しているそうよ
B:すごいね。彼女、目(め)を見張(みは)るばかりの上達(じょうたつ)を見(み)せているもんね
*「目を見張る」とは「驚(おどろ)く・感心(かんしん)する」という意味(いみ)の慣用句(かんようく)です
(復習:〜ている(繰り返し))
(復習:〜そうだ(伝聞))
(復習:見る・見せる)
(復習:〜もの・〜んだもの)
(復習:〜とは(定義))
【説明】
「〜ばかりの」は「まるで〜かのように、とても〜」という意味(いみ)を表(あらわ)す文型(ぶんけい)です。これは比喩表現(ひゆひょうげん)を使(つか)って「(程度が)とても〜だ」と言(い)いたい時(とき)に使(つか)います。この文型は、決(き)まった言葉(ことば)にしか使われませんので、慣用的表現(かんようひょうげん)としていくつか覚(おぼ)えておくといいと思(おも)います😉
[慣用的表現]
・輝くばかりの
【意味】
まるで輝いているかのように〜
とても美しい〜
・まばゆいばかりの
【意味】
光が強(つよ)くて目を開(あ)けていられないくらいの〜
とても美しい〜
・透き通るばかりの
【意味】
まるで透き通っているかのように〜
・目を見張るばかりの
【意味】
目を大きく開いて驚く・感心する
この「〜ばかりの」という文型は、書(か)き言葉として使われます。小説(しょうせつ)などで見ることがあるかもしれませんので、余裕(よゆう)がある人(ひと)は覚えておくといいと思います😊
【「ばかり」シリーズ】

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