【接続】
動詞[ない形]+んばかり
【意味】
今(いま)にも〜しそうだ
【例文】
①こぼれんばかりに、いくらがのっている
→今(いま)にもこぼれそうなくらい、いくらがのっている
②彼女(かのじょ)は泣(な)き出(だ)さんばかりの顔(かお)をしていた
→彼女は今にも泣き出しそうな顔をしていた
③あのコーヒーは、やけどせんばかりの熱(あつ)さだった
→あのコーヒーは、今にもやけどをしてしまいそうなくらいの熱さだった
④そのニュースを聞(き)いた時(とき)は、胸が張り裂けんばかりの気持(きも)ちだった
→今にも胸が張り裂けそうな気持ちだった
(復習:胸が張り裂ける)
⑤ちょっと食(た)べすぎた…お腹(なか)がはち切(き)れんばかりだ
→今にもお腹がはち切れそうだ
*「はち切れる」とは「中身(なかみ)がいっぱいになって裂(さ)ける」という意味(いみ)です😊
(復習:〜すぎる)
【説明】
「〜んばかり」は「今(いま)にも〜そう」という意味(いみ)を表(あらわ)す文型(ぶんけい)です。この文型は【様子(ようす)】【程度(ていど)】などを表す場合(ばあい)に使(つか)います。また「実際(じっさい)は〜していないが、〜しそうな状態(じょうたい)だ」という場合にも使われます😊後(うし)ろにくる語(ご)によって、形(かたち)が変(か)わります😮「〜ばかりに=〜そうに」「〜んばかりの=〜そうな」「〜んばかりだ=〜そうだ」と覚(おぼ)えておきましょう。
(復習:今にも〜そう)
(復習:〜そうだ(可能性))
(復習:〜そうだ(様態))
(復習:〜そうだ(第三者の行為))
(復習:〜によって(区別))
[「〜んばかり」の使い方]
・〜んばかりに+動詞・形容詞
=〜そうに
・〜んばかりの+名詞
=〜そうな
・〜んばかりだ。
=〜そうだ。
また、例文③のように「〜する」に使う場合は「〜せんばかり」になります😊
[例]
⭕️やけどせんばかりの熱さ
❌やけどしんばかりの熱さ
「〜んばかり」はかたい言(い)い方(かた)ですので、ほとんどの場合は書(か)き言葉(ことば)として使われます。N1を受(う)ける人(ひと)はテストのためにしっかりと覚えておきましょう😉
(復習:〜として)
(復習:〜ために(目的))
【「ばかり」シリーズ】
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