
(復習:何のこと?)
【接続】
動詞[なかった形]+ことがある
【意味】
〜しなかった経験(けいけん)がある
【例文】
①お母(かあ)さんにテストを見(み)せなかったことがある
→お母さんにテストを見せなかった経験(けいけん)がある
(復習:見る・見せる)
②知(し)っているのに、教(おし)えてあげなかったことがある
→知っているのに、教えてあげなかった経験がある
(復習:〜ている(結果の状態))
③友達(ともだち)に、本当(ほんとう)のことを言(い)わなかったことがある
→友達に、本当のことを言わなかった経験がある
④授業(じゅぎょう)に間(ま)に合(あ)わなかったことがある
→授業に間に合わなかった経験がある
⑤「手伝(てつだ)って」と言われたのに、狸寝入(たぬきねい)りをして手伝わなかったことがある
→手伝わなかった経験がある
(復習:狸寝入り)
【説明】
「〜なかったことがある」は「〜しなかった経験(けいけん)がある」という意味(いみ)を表(あらわ)す文型(ぶんけい)です。この文型は、ただ「〜しなかった」という意味ではなく、【「〜しなかった」という経験がある】と強調(きょうちょう)して言いたい場合(ばあい)に使(つか)われます😮多(おお)くの場合(ばあい)、「〜しなければいけないのに〜しなかった経験が何回(なんかい)かある」「いつもは〜するのに、〜しなかったという経験が何回かある」と言いたい時に使われます。
[例]
お母さんにテストを見せなかったことがある
→いつもはテストを見せているが、「見せなかった」経験が何回(なんかい)かある
知っているのに、教えてあげなかったことがある
→「教えてあげなかった」という経験があることを強調
友達に、本当のことを言わなかったことがある
→いつもは本当のことを言うが、「言わなかった」経験が何回かある
授業に間に合わなかったことがある
→いつもは授業に間に合うが、「間に合わなかった」経験が何回かある
「手伝って」と言われたのに、狸寝入りをして手伝わなかったことがある
→いつもは手伝うが、「手伝わなかった」経験が何回かある
「〜たことがある」の否定形(ひていけい)「〜たことがない」とは区別(くべつ)をして覚(おぼ)えておきましょう😉
【「こと」シリーズ】
〜こと(命令)
〜ことか
〜ことから
〜ことがある
〜ことができる(可能)
〜ことができる(能力)
〜ことこの上ない
〜ことだ・〜ないことだ
〜ことだから
〜ことだし
〜ことで(Nのことで)
〜こととて
〜ことなしに
〜ことなく
〜ことに(は)
〜ことにしている
〜ことにする
〜ことになっている
〜ことになる・〜こととなる
〜ことには
〜ことは〜が①(形容詞・名詞)
〜ことは〜が②(動詞)
〜ことはない
〜ことはならない
〜たことがある(経験)
〜だこと!
(〜は)〜てのこと
〜ても〜すぎることはない
〜ということだ
〜とのことだ
〜ないこともない
〜ないことには
〜なかったことがある

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