
【接続】
動詞[た形]+みたいなものだ
名詞[辞書形]+みたいなものだ
動詞[た形]+ようなものだ
名詞[辞書形]+のようなものだ
【意味】
ほとんど〜と同じだと言える
まだ〜になっていないが、絶対(ぜったい)に〜になるだろう
【例文】
①妻:スーパーで大根(だいこん)が1本10円だったの!
夫:へえ。10円だなんて、ただみたいなものだな
→(実際はただではないが)ほとんど「ただ」だと言える
②英語は、世界共通語(せかいきょうつうご)みたいなものだ
→(実際は世界共通語ではないが)ほとんど世界共通語だと言える
③ペットは私にとって、娘(むすめ)みたいなものです
→ほとんど娘と同じだと言えます
④A:彼女、あの有名(ゆうめい)大学に合格したそうよ!
B:すご〜い。もう将来(しょうらい)を約束(やくそく)されたみたいなものね
→ほとんど将来を約束されたのと同じだね
⑤A:50対(たい)2か…すごい差(さ)だね…
B:うん。もうAチームが勝(か)ったみたいなものだな
→まだ勝っていないが、絶対に勝つだろうな
【説明】
「〜みたいなものだ」は「ほとんど〜と同じだと言える」という意味の文型です。これは「本当は〜ではないが、〜とほとんど同じ状態(じょうたい)だ」と言いたい時に使われます。また「まだ〜になっていないが、絶対(ぜったい)に〜になるだろう」と言いたい時にも使われます。「〜みたいなものだ」は「〜のようなものだ」にチェンジすることができます。話し言葉では「〜みたいなもんだ」「〜のようなもんだ」という形も使われます。
[例文]
10円だなんて、ただみたいなものだな
=10円だなんて、ただのようなものだな
=10円だなんて、ただみたいなもんだな
=10円だなんて、ただのようなもんだな
「〜みたいなものだ・〜のようなものだ」は「ものシリーズ」「ようシリーズ」の1つとして覚(おぼ)えておきましょう😊

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