
【何食わぬ顔(なにくわぬかお)】
[意味]
何(なに)も知(し)らないという顔(かお)
知っているのに知らないような顔
[例文]
①何食わぬ顔(なにくわぬかお)でうそをつくのはやめなさい
→(知っているのに)何(なに)も知(し)らないような顔(かお)でうそをつくのはやめなさい
②彼女(かのじょ)はケーキを食(た)べてしまったのに、何食わぬ顔で「食べてないよ」と言(い)った
→彼女はケーキを食べてしまったのに、何も知らないという顔で「食べてないよ」と言った
(復習:〜てしまう(完了))
(復習:〜てる・〜でる)
③山田(やまだ)くんは遅刻(ちこく)をしたのに、何食わぬ顔で教室(きょうしつ)に入(はい)ってきた
→山田くんは遅刻をしたのに、何も悪(わる)くないというような顔で教室に入ってきた
④犯人(はんにん)は、何食わぬ顔で事件現場(じけんげんば)に戻(もど)ってくると言(い)われている
→犯人は、何も知らないというような顔で事件現場に戻ってくると言われている
(復習:〜と言われている)
[説明]
「何食わぬ顔(なにくわぬかお)」は「何(なに)も知(し)らないという顔(かお)」「知っているのに知らないような顔」という意味(いみ)で使(つか)われる慣用句(かんようく)です。ほとんどの場合(ばあい)は「何食わぬ顔で〜」という形(かたち)で使(つか)われます😊また、動詞(どうし)として使う場合は「何食わぬ顔をして〜」になります。
(復習:〜として)
[例]
何食わぬ顔でうそをつくのはやめなさい
=何食わぬ顔をしてうそをつくのはやめなさい
「何食わぬ顔」は会話(かいわ)でもよく使われる慣用句です。体(からだ)の慣用句の1つとして覚(おぼ)えておくといいと思(おも)います😉

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