今回(こんかい)は「〜といえば」「〜というと」の使(つか)い分(わ)けについてです。どちらもN3の文型(ぶんけい)ですが、実(じつ)はとても複雑(ふくざつ)です😨
(復習:〜といえば・〜というと

といえばvsというと

【〜といえば】
⭕️関連(かんれん)・連想(れんそう):〜について話(はな)すと
⭕️「AといえばAが」:Aなのは確(たし)かだが、しかし
❌相手(あいて)に聞(き)き返(かえ)す場合(ばあい)


【〜というと】 
⭕️関連・連想:〜について話すと
❌「AというとAが」:Aなのは確かだが、しかし
⭕️相手に聞き返す場合


[例]
⭕️冬(ふゆ)といえば寒(さむ)い
⭕️冬というと寒い

⭕️北海道(ほっかいどう)といえばラーメンが有名(ゆうめい)だ
⭕️北海道というとラーメンが有名だ

⭕️この料理(りょうり)はおいしいといえばおいしいが高(たか)すぎる
❌この料理はおいしいというとおいしいが高すぎる

⭕️日本語(にほんご)が話(はな)せるといえば話せるが、あいさつ程度(ていど)だ
❌日本語が話せるというと話せるが、あいさつ程度だ

お母さん:山田(やまだ)さんから電話(でんわ)よ
娘:❌山田といえばクラスメートの山田君(くん)?
  ⭕️山田というとクラスメートの山田君?

先生:明日(あした)は好(す)きな本(ほん)を持(も)ってきてください
学生:❌本といえば、マンガでもいいですか?
   ⭕️本というと、マンガでもいいですか?


「関連・連想」の場合(ばあい)は両方(りょうほう)使(つか)うことができますが、「AといえばAが」は「〜というと」が使えず、相手(あいて)にその話題(わだい)について質問(しつもん)する場合は「〜といえば」が使えないと覚(おぼ)えておきましょう😀
(復習:〜といえば・〜というと

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