
【接続】
動詞・形容詞[普通形]+ものを
【意味】
〜のに
【例文】
①電話(でんわ)をしてくれたら、持(も)っていってあげたものを…
→電話をしてくれたら、持っていってあげたのに…
②ちゃんと勉強(べんきょう)していたら合格(ごうかく)できたものを…
→ちゃんと勉強していたら合格できたのに…
③教(おし)えてくれたら、手伝(てつだ)いに行(い)ったものを
→教えてくれたら、手伝いに行ったのに
④早(はや)く寝(ね)たらよかったものを、遅(おそ)くまで起(お)きていたから遅刻(ちこく)したんだよ
→早く寝たらよかったのに、遅くまで起きていたから遅刻したんだよ
【説明】
「〜ものを」は「〜のに」という意味(いみ)を表(あらわ)す文型(ぶんけい)です。この文型は「〜していたら、〜のに」というように、 実際(じっさい)に行(おこな)われなかったことに対(たい)して【不満(ふまん)】【非難(ひなん)】【後悔(こうかい)】【残念(ざんねん)だ】という気持(きも)ちを表(あらわ)す時(とき)に使用(しよう)されます😮「〜のに」よりも、相手(あいて)に対して【不満】【非難】【恨(うら)み】の気持ちを表す場合(ばあい)によく使われます😨
[例]
①電話してくれたら、持っていってあげたものを
→電話してくれたら持っていってあげたのに、電話をしなかったから持っていってあげられなかったんだ
【「残念だ」という気持ち】
②ちゃんと勉強していたら、合格できたものを
→ちゃんと勉強していたら合格できたのに、しなかったから合格できなかった
【「後悔」「残念だ」という気持ち】
「もの」シリーズはたくさんありますので、日本語能力試験(にほんごのうりょくしけん)を受(う)ける人(ひと)は、しっかりと復習(ふくしゅう)をしておきましょう😉
【「もの」シリーズ】
〜たいものだ・〜てほしいものだ
〜たものだ
〜たものではない
〜というもの(Nというもの)
〜ないものだろうか
〜ないものは〜ない
〜もの・〜んだもの
〜ものか
〜ものがある
〜ものだ(感慨)
〜ものだ(本来の性質・一般的な考え方)
〜ものだ・〜ものではない
〜もので・〜ものだから
〜ものと思っていた
〜ものなら
〜ものの
〜ものを
〜ようものなら

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