【接続】
動詞［た形］＋上で


【意味】
まず〜をして、その後（あと）で〜する
まず〜をしてから〜する


【例文】
①お母（かあ）さんに相談（そうだん）した上（うえ）で決（き）めます
→まずお母さんに相談して、その後（あと）決めます
（復習：「相談する」「相談にのる」）

②この家（いえ）を買（か）うかどうか、よく考（かんが）えた上で連絡（れんらく）します
→この家を買うかどうか、まずよく考えてから連絡します 

③よく考（かんが）えた上で返事（へんじ）をください
→まずよく考えてから返事をください

④面接（めんせつ）をした上で、誰（だれ）を採用（さいよう）するか決定（けってい）します 
→まず面接をしてから、誰を採用するか決定します


【説明】
「〜た上で」は「まず〜してから、〜する」という意味（いみ）を表（あらわ）す文型（ぶんけい）です。この文型は「Aた上でBする」の形（かたち）で「Bをするためには、まずAをしなければならない」というような意味が含（ふく）まれます😮

［例］
①お母さんに相談した上で決めます
【A】お母さんに相談する
【B】留学するかどうか決める
→決めるためには、まずお母さんに相談しなければならない 

②この家を買うかどうか、よく考えた上で連絡します
【A】家を買うかどうか、よく考える
【B】家を買うかどうかを連絡する 


【余裕のある人へ】
「〜上で」には名詞接続（めいしせつぞく）もあり、「Nの上で」の形で使われます。この場合（ばあい）、「〜上で」が「〜する場合」か「まず〜てから〜する」のどちらの意味かを考（かんが）えなければなりません😨

［例］
面接（めんせつ）の上で決定します
＝面接した上で決定します

面接の上で注意（ちゅうい）しなければいけないことはありますか？
＝面接を受ける上で注意しなければいけないことはありますか？


「〜上」とつく文型はいくつかありますので区別（くべつ）して覚（おぼ）えましょう😀
（復習：〜上に） 
（復習：〜上で（Vる＋上で）） 


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