【接続】
動詞・形容詞[普通形]+ものと思っていた
【意味】
絶対(ぜったい)に〜だと思(おも)っていたが、違(ちが)っていた
【例文】
①怒(おこ)られるものと思(おも)っていた
→絶対(ぜったい)に怒られると思っていたが、怒られなかった
②彼(かれ)は日本語能力試験(にほんごのうりょくしけん)に合格(ごうかく)したものと思っていた
→彼は日本語能力試験に合格したと思っていたが、合格していなかった
③今日(きょう)は雨(あめ)が降(ふ)るものと思っていた
→今日は絶対に雨が降ると思っていたが、降らなかった
④日本語(にほんご)は難(むずか)しいものと思っていた
→日本語は絶対に難しいと思っていたが、難しくなかった
⑤山田(やまだ)くんはパーティーに来(こ)ないものと思っていた
→山田くんはパーティーに絶対に来ないと思っていたが、来た
【説明】
「〜ものと思っていた」は「絶対に〜だと思っていたが、実(じつ)は違(ちが)っていた」という意味(いみ)を表(あらわ)す文型です。自分(じぶん)が思ってたことや信(しん)じていたことが、実際(じっさい)はそうではなかったと言(い)いたい時(とき)に使(つか)います😊「〜とばかり思っていた」はほとんど同(おな)じ意味で使われますが、「〜ものと思っていた」は名詞(めいし)には使わないと覚えておきましょう😉
(復習:〜とばかり思っていた)
[例]
⭕️怒られるものと思っていた
⭕️怒られるとばかり思っていた
⭕️雨が降るものと思っていた
⭕️雨が降るとばかり思っていた
❌テストは明日(あす)ものと思っていた
⭕️テストは明日だとばかり思っていた
「もの」シリーズの1つとして覚えておきましょう😀
(復習:〜として)
【「もの」シリーズ】
〜たいものだ・〜てほしいものだ
〜たものだ
〜たものではない
〜というもの(Nというもの)
〜ないものだろうか
〜ないものは〜ない
〜もの・〜んだもの
〜ものか
〜ものがある
〜ものだ(感慨)
〜ものだ(本来の性質・一般的な考え方)
〜ものだ・〜ものではない
〜もので・〜ものだから
〜ものと思っていた
〜ものなら
〜ものの
〜ものを
〜ようものなら
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