【接続】
動詞・形容詞[辞書形]+なり+動詞・形容詞[辞書形]+なり
【意味】
例(たと)えば〜か〜かを選(えら)んで
【例文】
①パンなりおにぎりなり食べて行きなさい!
→パンかおにぎりなどを食べて行きなさい!(復習:〜など・〜なんか・〜なんて)
②掃除(そうじ)なり洗濯(せんたく)なり手伝(てつだ)ってちょうだい
→掃除か洗濯など手伝ってちょうだい(復習:〜てちょうだい)
③コーヒーなりジュースなり、好(す)きなものを飲(の)んでください
→コーヒーかジュースかを選んで、好きなものを飲んでください
④留学(りゅうがく)のことはお母さんなりお父さんなりに相談(そうだん)したほうがいいよ
→留学のことはお母さんかお父さんなどに相談したほうがいいよ
(復習:「相談する」「相談にのる」)
【説明】
「AなりBなり」は「例(たと)えばAかBかを選(えら)んで〜」という意味で使われる文型です。同(おな)じ種類(しゅるい)の例(れい)をあげて、そのどちらかを選ぶと言いたい時に使用(しよう)します😊この文型は2つの例をあげていますが、その他(ほか)にも選択肢(せんたくし)があるという意味が入(はい)っているのが特徴(とくちょう)です😮
[例]
①パンなりおにぎりなり食べて行きなさい!
→「パン」か「おにぎり」か(「ハンバーガー」か「サラダ」など)を食べて行きなさい!
*「パン」「おにぎり」以外(いがい)にも例があることを表している
②掃除なり洗濯なり手伝ってちょうだい
→「掃除」か「洗濯」か(「料理」か「買い物」など)を手伝ってちょうだい
*「掃除」「洗濯」以外にも例があることを表している
③コーヒーなりジュースなり好きなものを飲んでください
→「コーヒー」か「ジュース」か(「お茶(ちゃ)」か「水(みず)」など)好きなものを飲んでください
*「コーヒー」「ジュース」以外にも例があることを表している
【補足説明】
A 「〜なり〜なり」は「〜なり」というように、例を1つだけあげて使用することもあります😀(復習:〜ことがある)意味は「〜なり〜なり」と同じように、他にも例があるということを暗示(あんじ)しています😊
[例]
①パンなり食べて行きなさい(復習:「食パン」と「トースト」)
②掃除なり手伝ってちょうだい
B 「〜なり何(なん)なり」という言い方もあります😃意味は「〜か何か」となります。
[例]
①パンなり何なり食べて行きなさい
→パンか何か食べて行きなさい
②掃除なり何なり手伝ってちょうだい
→掃除か何か手伝ってちょうだい
C 「疑問詞(ぎもんし)+なり」の形(かたち)もあります。「疑問詞+でも」という意味で使われます😊ほとんど決まったものに使いますので、いくつか覚えておきましょう。
[例]
「何」+なり→「何なり」→「何でも」(「B」と同じ)
「いつ」+なり→「いつなり」→「いつでも」(例:今日なりいつなり)
「どこ」+なり→「どこなり」→「どこでも」(例:東京なりどこなり)
「どれ」+なり→「どれなり」→「どれでも」(例:赤色のなりどれなり)
「〜なり〜なり」ははっきりと例をあげて言うより、丁寧(ていねい)に聞こえますので、使う機会(きかい)も多いと思います。みなさんも日常会話(にちじょうかいわ)で使ってみてくださいね😉
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