
【接続】
名詞[辞書形]+でも
【意味】
例(れい)をあげて言う
【例文】
①お腹(なか)がすいた…おにぎりでも食べよう(復習:「おにぎり」と「にぎり」)
→お腹がすいた…おにぎりか何(なに)かを食べよう
②コーヒーでも飲もうかな(復習:〜かな・〜かしら(文法))
→コーヒーか何かを飲もうかな
③お金(かね)がない…お母さんにでも借(か)りようかな
→お金がない…お母さんか誰(だれ)かに借りようかな
④A:今日はどこに行きたい?
B:映画(えいが)でも見に行こうよ
→映画か何かを見に行こうよ
【説明】
「〜でも」はいくつか選択肢(せんたくし)がある中から、1つ例(れい)をあげて言う時に使われます。
[例]
①おにぎりでも食べよう
→おにぎりか他(ほか)の食べ物(ハンバーガー、ホットドッグ、パンなど)を食べよう
②コーヒーでも飲もうかな
→コーヒーか他の飲み物(ジュース、水、お茶など)を飲もうかな
③お母さんにでも借りようかな
→お母さんか他の人(お父さん、兄弟、友達、彼氏など)に借りようかな
④映画でも見に行こうよ
→映画を見るか他のこと(買い物に行く、美術館に行くなど)をしようよ
【上級レベルの人へ】
「〜でも」は選択肢の中から例をあげて言う場合に使われるのがほとんどですが、会話において使用される場合は、物事(ものごと)をはっきり言わず、婉曲的表現(えんきょくてきひょうげん)として使われます😮(復習:〜において)
[例]
A:今日はどこに行きたい?
B :映画でも見に行こうよ
上の会話は
①いくつかの選択肢から1つ例をあげる
②婉曲的に提案(ていあん)する
2つの意味で使うことができます😀
①は上でも説明したように、「映画を見る」「買い物に行く」「美術館に行く」などの選択肢から「映画を見る」を例としてあげています。
②は「映画を見に行こうよ」に比(くら)べて、「映画でも見に行こうよ」と言った方が「私は映画を見に行きたいけれど、あなたはどう?いい?」というような意味になります。「映画を見たい」という気持ちを婉曲的に相手に伝えている場面で使われます😊
ちょっと細(こま)かい説明になってしまいました😅日本人ははっきりと言わず、遠回し(とおまわし)に言ったりする言い方を好(この)むことがよくありますので、覚えておくといいと思います😉

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