絵でわかる日本語

日本語文法・自動詞他動詞・口語形・間違えやすい日本語・擬音語・擬態語などを「絵」で説明します。日本語を勉強している人のためのブログです😊

blog事故る

【事故る(じこる)】



[意味]
事故を起こす


[例文]
①A:山田くん元気(げんき)がないね。どうしたんだろう…
 B:聞(き)いたところによると、昨日(きのう)事故(じこ)ったらしいよ




②運転(うんてん)しながらスマホを見ていて、事故ってしまった



③A:なんだか眠(ねむ)そうだね…
 B:うん。昨日、事故る夢(ゆめ)を見て、眠(ねむ)れなかったんだ…


④電話(でんわ)しながら運転なんてしてたら、事故るよ!


⑤雪(ゆき)で道路(どうろ)が滑(すべ)りやすくなっていて、もう少(すこ)しで事故るところだった




[説明]
「事故る(じこる)」とは「事故(じこ)を起(お)こす」という意味(いみ)の俗語(ぞくご)です。「事故」は名詞(めいし)で「事故を起こす」「事故が起こる」「事故に遭(あ)う」「事故になる」などという使い方(つかいかた)をしますが、「事故る」は「事故」に「る」をつけて動詞化(どうしか)したものです。 ほとんどの場合(ばあい)は「事故を起こす」という意味で使(つか)われます。


「事故る」は日常会話(にちじょうかいわ)でもよく使われますので、覚(おぼ)えておくといいと思います。 

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blog時差ぼけ
【時差ぼけ(じさぼけ)】



[意味]
時差のある国に行った時に起こる体に起こる不調のこと


[例文]
①A:オーストラリア旅行(りょこう)はどうだった?
 B:すごく楽(たの)しかったよ!でも、時差(じさ)ぼけで、昨日(きのう)は眠(ねむ)れなかったわ…

②A:なんだか疲(つか)れてるみたいだね?
 B:うん。時差ボケがなかなか治(なお)らなくて、すごく疲(つか)れやすいんだ






③山田くんは、時差ボケを理由(りゆう)に学校(がっこう)をサボった


時差ボケでつらいからって、仕事(しごと)を休(やす)むのはどうかと思(おも)うよ!



⑤歳(とし)をとったせいか、時差ボケを治(なお)すのに1週間(しゅうかん)かかった…





[説明]
「時差ボケ(じさぼけ)」とは、数時間(すうじかん)の時差がある国(くに)に行った際(さい)や、時差がある国から帰国(きこく)した時に起(お)こる体(からだ)の不調(ふちょう)のことを表(あらわ)す俗語(ぞくご)です。数時間の時差があることによって、夜(よる)眠(ねむ)れなかったり、だるいと感(かん)じたり、頭(あたま)が痛(いた)くなったり、集中力(しゅうちゅうりょく)が低下(ていか)したりする時に使(つか)われます。





海外(かいがい)に行って「時差ボケ」を経験(けいけん)した人はたくさんいると思います。よく使われる言葉(ことば)ですので覚(おぼ)えておくといいと思います。

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あけましておめでとうございます🎍🎍今年(ことし)も「絵でわかる日本語」をよろしくお願(ねが)いします🤗

今回(こんかい)は、干支(えと)の順番(じゅんばん)と読み方(よみかた)を紹介(しょうかい)します。日本語能力試験(にほんごのうりょくしけん)に出題(しゅつだい)される文法(ぶんぽう)を復習(ふくしゅう)しながら読(よ)んでみてください。




【干支の順番と読み方】

新年(しんねん)になると色(いろ)んなところで「来年(らい)は〇〇年(どし)」「今年(ことし)の干支は〇〇」というのをよく見(み)たり聞(き)いたりすると思(おも)います。



干支は元々(もともと)中国(ちゅうごく)の暦(こよみ)として日本(にほん)に伝(つた)わったものですが、現在(げんざい)日本では「干支」というと、その年(とし)を表(あらわ)す12種類(しゅるい)の動物(どうぶつ)を表すことがほとんどです。



年(とし)ごとに当(あ)てはめた12種類の動物の呼び方(よびかた)を「十二支(じゅうにし)」といいます。


聞(き)いたところによると、十二支は国(くに)によって少(すこ)し違(ちが)うところもあるようですが、日本の十二支を表す動物の順番は、下(した)のようになっています。





blog十二支
A 干支(えと)の順番

1 ネズミ
2 牛(うし)
3 虎(とら)
4 うさぎ
5 竜(りゅう)
6 蛇(へび)
7 馬(うま)
8 羊(ひつじ)
9 猿(さる)
10 鶏(にわとり)
11 犬(いぬ)
12 猪(いのしし)


blog十二支2
B 干支の読み方

1 ネズミ→子(ね)
2 牛→丑(うし)
3 虎→寅(とら)
4 うさぎ→卯(う)
5 竜→辰(たつ)
6 蛇→巳(み)
7 馬→午(うま)
8 羊→未(ひつじ)
9 猿→申(さる)
10 鶏→酉(とり)
11 犬→戌(いぬ)
12 猪→亥(い)

順番は、「ね・うし・とら・う・たつ・み・うま・ひつじ・さる・とり・いぬ・い」というようにリズム良(よ)く何回(なんかい)も繰(く)り返(かえ)して言うことによって、自然(しぜん)に覚(おぼ)えることができると思います。



C 「干支・十二支」に関(かん)する会話例(かいわれい)


①A:今年は何年(なにどし)だっけ?
 B:今年はうさぎ年(どし)だよ〜


②A:あなたは何年(なにどし)生(う)まれですか?
 B:私は年(いぬどし)生まれです

③A:来年(らいねん)は何年(なにどし)
 B:え〜っと…ね・うし・とら・う・たつ…、来年はたつ年(たつどし)だよ〜


干支や十二支について、もっと知(し)りたい人は色々(いろいろ)調(しら)べてみてくださいね😉


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blog〜し〜し②(理由の列挙)
【接続】
動詞・形容詞・名詞[普通形]+し


【意味】
Aで、それにBだから 


【例文】

①A:いつもそのパンを食べてるね
 B:うん。このパンはおいしい、安(やす)いからね〜
→このパンはおいしくて、安いからね〜



②私の彼氏(かれし)はイケメンだ、スポーツもできる、やさしい、大好(だいす)きです 
→私の彼氏はイケメンです。それにスポーツもできてやさしいので、大好きです


③外(そと)は寒(さむ)い、雨も降(ふ)っている、デートをドタキャンしちゃおうかな… 
→外は寒い。それに雨も降っているから、デートをドタキャンしちゃおうかな…



④A:どうして英語(えいご)が苦手(にがて)なの?
 B:英語の発音(はつおん)は難(むずか)しい、文法(ぶんぽう)は複雑(ふくざつ)だからね…
→英語の発音は難しくて、それに文法が複雑だからね…

⑤娘:お母さん、今日は学校(がっこう)を休(やす)んでもいい?
 母:なんで?
 娘:朝(あさ)からお腹(なか)が痛い、頭(あたま)も痛い、熱(ねつ)があるみたいなんだもん
→朝からお腹が痛くて、頭も痛くて、熱があるみたいなんだもん





【説明】
「AしBし〜」は「Aで、それにBなので〜」という意味(いみ)で、理由(りゆう)を並(なら)べて言う時(とき)に使(つか)われる文型(ぶんけい)です。例文①のように、「Aし〜」を1回だけ使うこともできます。また、例文②のように、「Aし、Bし、Cし〜」というように「〜し」を3回使用(しよう)することも可能(かのう)です。 



「〜し」には並列(へいれつ)をあらわす用法(ようほう)もありますので、一緒(いっしょ)に覚(おぼ)えておきましょう😉 


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blog〜し〜し①(並列)
【接続】
動詞・形容詞・名詞[普通形]+し


【意味】
A、それにB


【例文】
①A:なんで山田(やまだ)くんのことが好(す)きじゃないの?
 B:だって、ケチだ、文句(もんく)ばっかり言う、いつも私が嫌(いや)がることをするんだもん





②ここのパンはおいしい、安(やす)い、とてもかわいい

③彼女(かのじょ)は美人(びじん)だ、頭(あたま)もいい、それにすごくやさしい


④今日はテストがある、外(そと)は寒(さむ)い、学校(がっこう)に行きたくないな…

⑤あそこのラーメン屋(や)さんは、まずい、高(たか)い、店員(てんいん)の態度(たいど)が悪(わる)い


【説明】
「Aし、Bし〜」は「A、それにB」という意味(いみ)の文型(ぶんけい)です。「Aし、Bし〜」は、例(れい)を挙(あ)げて言う場合(ばあい)に使われる文型で、「A・B以外(いがい)にも例(れい)がある」という意味を含(ふく)みます。「A」にいいことが入(はい)ると「B」にもいいことが入ります。反対(はんたい)に、「A」に悪(わる)いことがくると、「B」にも悪いことがきます。

[例]
ここのパンはおいしい安い、とてもかわいい
おいしい→いいこと
安い→いいこと
かわいい→いいこと

あそこのラーメン屋さんは、まずい高い店員の態度が悪い
まずい→悪いこと
高い→悪いこと
店員の態度が悪い→悪いこと


「〜し、〜し」は初級(しょきゅう)で勉強(べんきょう)する文型ですが、日常会話(にちじょうかいわ)でもよく使いますので復習(ふくしゅう)をしておきましょう😉

【日本語文法リスト】
 


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